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桜スタジアム寄付金推移記録

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ブ口グ管理人
以前作っていた桜スタジアム募金履歴の記事ですが、一時数字が合わず中断していました。今回、リリースから数字を見直して解決しましたので再アップします。元々は他クラブの寄付状況を知ろうとしたところ、募金団体解散と共にHPが消えてしまって見れなかったというのがきっかけです。

データは桜スタジアムプロジェクトのHPとセレッソ大阪公式HPのリリース(最初の3か月分はこちらで公開されていた)から引っ張っています。

日付 法人 個人 合計
2017/5/1 311,800,000 17,581,447 329,381,447
2017/6/1 200,000 6,522,594 6,722,594
2017/7/1 3,350,000 6,864,884 10,214,884
2017/8/1 100,000 5,632,381 5,732,381
2017/9/1 500,000 4,014,634 4,514,634
2017/10/1 414,154 2,855,989 3,270,143
2017/11/1 750,000 22,421,039 23,171,039
2017/12/1 3,320,000 9,127,720 12,447,720
2018/1/1 4,200,000 20,852,246 25,052,246
2018/2/1 110,242 3,024,233 3,134,475
2018/3/1 11,131,850 4,509,692 15,641,542
2018/4/1 11,000,000 7,696,369 18,696,369
2018/5/1 153,789 893,216 1,047,005
2018/6/1 850,000 1,738,824 2,588,824
2018/7/1 250,000 1,448,633 1,698,633
2018/8/1 50,000 1,098,254 1,148,254
2018/9/1 70,000 962,124 1,032,124
2018/10/1 1,200,000 1,709,168 2,909,168
2018/11/1 50,000 2,878,393 2,928,393
2018/12/1 250,000 2,672,269 2,922,269
2019/1/1 570,000 32,406,513 32,976,513
2019/2/1 900,450,000 3,044,653 903,494,653
2019/3/1 10,950,000 2,622,163 13,572,163
2019/4/1 955,430,000 4,517,291 959,947,291
2019/5/1 1,000,000 656,204 1,656,204
2019/6/1 150,000 1,059,456 1,209,456
2019/7/1 4,200,000 2,542,017 6,742,017
2019/8/1 2,910,000 1,642,568 4,552,568
2019/9/1 100,000 1,130,843 1,230,843
2019/10/1 500,000 849,532 1,349,532
2019/11/1 100,776,550 994,448 101,770,998
2019/12/1 1,338,095 1,671,563 3,009,658
2020/1/1 1,139,000 29,634,602 30,773,602
2020/2/1 4,150,000 557,835 4,707,835
2020/3/1 11,023,300 1,928,907 12,952,207
2020/4/1 903,150,000 3,495,001 906,645,001
2020/5/1
2020/6/1
2020/7/1
2020/8/1
2020/9/1
2020/10/1
2020/11/1
2020/12/1
2021/1/1
2021/2/1
2021/3/1
2021/3/13

2020/4/1時点の法人・個人募金額の積算値をグラフにしておきます。 

2020-04-26.png 

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花園ラグビー場の指定管理について

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ブ口グ管理人
東大阪市花園中央公園エリア官民連携魅力創出整備事業の指定管理予定候補者の選定結果について:東大阪市

4/10に東大阪市が花園中央公園の指定管理者候補の選定結果を発表しました。スタジアムに関連するということで、今回はこれについて書いてみようと思います。

ラグビー関連団体ではなくFC大阪を含む団体が選定)
選定されたのは東大阪花園活性化マネジメント共同体。聞きなれない名前ですが、株式会社東大阪スタジアム(以降、東大阪スタジアム)・FC大阪・天正の3社で構成される団体のようです。東大阪スタジアムは運動・文化施設の経営、天正は人的資源・不動産の管理・運用コンサルティングをする会社で、両社は『HOSグループ』というグループを組んでいるようです。HOSグループは現在花園ラグビー場の指定管理としてラグビー界と組んでいるところで、ここがFC大阪と組むことになったという状況のようです。

この状況は外から見ている他サポからすると、経緯はわかりませんが非常に大きな変化だと感じました。東大阪スタジアムの直営・管理施設を見ていると、花園以外にはフィットネス・テニス・ゴルフ関連に加え、フットサルにも関わっているようです。ラグビーだけに注力しているわけではなく、何が何でもラグビーでということはなさそうで、サッカークラブと組む余地もありそうです。

現在指定管理に関わっているところが次の契約に手を挙げるということは、選ぶ側からすると現在の水準はキープできるとイメージできます。全く同じ条件であれば施設をよく知っている・わかっている今のところを評価するでしょうし、他者は選ばれるにはもっとメリット、具体的にはより質の高い提案を示す必要があるでしょう。

気になるその提案内容は以下の通り。

・スポーツフェスティバル、ナイトイベント等の開催
・ラグビー場内にカフェを整備
・公園北側に食品・飲食提供店舗を整備
・バーベキューエリアの設置
・3×3 バスケットゴールの整備
・ランニングができる園路を整備
・トイレを整備 など


花園中央公園の活性化に向けたマーケットサウンディング(市場調査):東大阪市 2019/04/05

参考までに、去年春に行われたマーケットサウンディング(市場調査)での提案内容は以下の通り。
高齢者の健康増進につながり、幅広い年代層も楽しめるような特定スポーツ施設の整備に関する提案
・スポーツ施設利用者や宿泊そのものを目的とする者が活用できる宿泊エリアの整備に関する提案
本格的にスポーツ観戦ができる仕様になっていないグランドにおいて、施設を整備することに関する提案
・屋内型スポーツ施設の整備に関する提案
飲食ができるスペースに関する提案
カフェやレストランの整備に関する提案
音楽やスポーツのイベントに関する提案
・スポーツのキャンプ誘致に関する提案
・スポーツスクールの実施に関する提案
ナイトイベントに関する提案
・スポーツ観戦者の送迎に関する提案
赤字の部分が今回の提案内容に関係しそうです。また、屋内型スポーツやスクール事業はHOSの業務にもあり、今後関連しそうに思います。同じ項目が被っているかもしれませんが、ラグビー側独自の提案は今回の提案に出ていない宿泊・アクセス面のものが予想されます。


第1グラウンド)

FC大阪は第2グラウンド(W杯の行われた第1スタジアムの隣にあるグラウンド)に5000席の客席を追加するとのことで、募集要項にもその旨が記載されています。これにより、クラブライセンス(J3基準)のスタジアムの収容人数5000人をクリアすることになります。J2基準の10000席には足りないので、J3昇格が現実的になれば改修やホームスタジアムの変更という話も出てくるでしょう。用地的には第2グラウンドでの1万席規模も可能かもしれませんが、J1基準の1.5万席を狙う場合には厳しいかもしれません。そしてその場合、ラグビーの聖地ともいわれる、ラグビーW杯も行われた第1グラウンドを使うのかどうか。

官民連携による花園中央公園等の管理運営手法検討調査:国土交通省

元々東大阪市は、赤字となっている花園中央公園の収益構造を改善するため、他のスポーツ・イベントでも使ってもらって収入を増やすということを検討していたようです。国土交通省のHPにある上記資料に、その名残(P128・最終頁など)があります。市としては、第1グラウンドをサッカー興行で使うのは、(ラグビーを完全排除しない限り)歓迎すべきことで拒絶する理由はありません。地方公共団体としては、特定の企業ではなく多くの市民が使うことを求めるので、ラグビー以外で使うことはその目的にも合います。

花園ラグビー場、サッカークラブが運営参画で岐路に:日本経済新聞 2020/04/20

ただこの記事の「数少ないラグビー専用スタジアムを守らなければ」という日本協会幹部のコメントが示すように、ラグビー界の反応は厳しそうです。ラグビー界からすると、せっかくW杯で改修した聖地をかすめ取られた気分なのでは。

~~~~ここから2020/5/1に追記~~~~
どうなる花園 FC大阪が“聖地”の指定管理者に ラグビー側は“ワンチーム”になれず:スポーツニッポン 2020/05/01

将来的には「当面は第2が中心になると思うけど、J2まで上がれば、第1を使う選択肢しかなくなると思う」と青写真を描く。


この記事によると、J2昇格時には増築するのではなく第1グラウンドをつかうことを考えているようです。ただ、

「東大阪市花園ラグビー場条例」には「使用目的がラグビー場の設置目的にそぐわないとき」は「施設の使用を許可してはならない」と明記してある。


という記載もあります。上で「拒絶する理由はない」と書きましたが、記事ではこの条例が防波堤になるという話が載っています。とはいえ、市側がラグビー以外での使用の可能性を検討していた形跡もあり、ラグビーの排除ではなく調整して双方が使う分には問題なさそうな気はします。
~~~~2020/05/01の追記ここまで~~~~~

第1グラウンドのJ開催について。以前セレッソが花園で開催した時、芝の種類でもめたなんて話も聞きます。そちらは品種改良や海外で共用している事例で妥協できる部分がありそうですが、気になっているのは屋根のカバー率。Jのクラブライセンスのスタジアムの項目に、客席の1/3を覆っていることが求められています。



第1グラウンドを見ると、屋根がついているのはメインスタンドのみ。上から見るとその3/4ぐらいしかかかっていないように見えます。要求されている全席の1/3に達しているかどうか微妙にも見えます。

座席表(なんでタイトルが『モデル』なんだろうw)から大まかな座席数を計算(ブロックごと席番号からに何列×何列で出た数字を足していくやり方。柱部分の席の数字が飛んでいるところとかは無視)すると、メインスタンドが7800席ぐらい(記者席・VIP席除く)、それ以外の座席部分が15000席ぐらいで、トータル22000ちょっと。公称の26544は立ち見席込みの数字に見えます。

これで計算すると、メインスタンドの座席数は全体の33.0%ぐらい(立見席除く)ですが、屋根がメインスタンド全体にかかっているという判定ならギリギリ、かかっていないという計算なら30%を切りそうです(見切り席や階段・柱部分のマイナス分で前後します)。記者席やVIP席まで入れてなんとかクリアでしょうか。ただ、メインスタンド前方がかかっていないという判定ならば、この数字は大きく割り込みそうです。下段通路より上で計算すると、大体28%くらいでした。

現状、クラブライセンスの屋根の項目については罰則がないので、未達状態でも是正勧告は出るがクラブライセンスは通るという、他のスタジアムと同じ扱いになるのではないでしょうか。尤も、将来的に罰則がついたり基準が変わる可能性もあるので、その時は改修する必要があります。

ただし第2グラウンドを整備した以上、第1グラウンドを使うためにはそこを埋めるだけの観客が集められるか、J1基準をクリアしないといけない状況になる必要があるでしょう。


セレッソサポーター視点)
セレッソサポーターとしては、長居や堺でのホーム指定を狙っていたことなどいろいろあったFC大阪(クラブの年賀状か何かにキンチョウスタジアムの画像が使われていて、サポがザワザワしていたような)だけに、動向は注目されていました。個人的には、花園以外では、鶴見緑地・服部緑地を整備するか既存の陸上競技場にスタンドをつけるかぐらいしか思いつきませんでした。

大阪府ではJクラブの陣取りゲームが起きていて、北摂をG大阪・大阪市や堺市から南をC大阪という住み分けになりつつありました。今回東大阪をFC大阪が取ったことで、そこから東・南を狙っていくのでしょうが、同時にその境界での攻防が強まるかもしれません。そういう視点で言うと、セレッソは東大阪と市民デーを開催して結びつきを深めていましたが、そこを取られた形になります。とはいえ、再び長居が狙われるリスクが下がったということで、その点ではほっとしています。

スタジアムのアクセス評価について(2020J1編)

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ブ口グ管理人
 20200412_1.jpg
 

2019年の9月にスタジアムのアクセスの評価についてという記事を書きましたが、2020シーズンになって昇降格によりJ1クラブも変わったことで、ついでに評価方法にちょっと変更を加えた記事を書きなおしてみました。例のごとく横に大きな表を使っているので、PCかタブレット(横画面)での閲覧を推奨します。



アクセスの評価について)
それではまずアクセスの評価についての考え方から。

これを見ている人のアクセスの良し悪しの判断基準とはどういうものでしょうか。駅からの距離でしょうか。基準とする駅からの行きの時間でしょうか。それとも電車の混み具合でしょうか。多分、人によって基準が異なり評価が主観によるものになると思います。この記事ではできるだけ主観によらず数字で表現しようと思います。

アクセスの評価には、駅からの距離・ホームサポ/アウェイサポによる評価の違いなど、様々な要素があります。これをできるだけ多く織り込むためには、いくつかの要素(駅からの距離・駅の数etc.)を抜き出して加点し積算すべきと考えました。

評価項目についてですが、次のような方針で選びました。

・ホームサポ/アウェイサポ両方の視点での評価を織り込む
・距離/時間/輸送力で評価する
・スタジアムからの主な交通機関である電車について評価する
・バスや飛行機まで手を広げると調べきれないので、対象外とする

電車は大量輸送に向いている乗り物で、スタジアムの近くに駅があることが多く観客の多くが使っている上に、定量的に評価しやすいということもあって、今回はここを主な評価対象にしています。シャトルバスは何人乗りか/1時間当たり何台出ているかなど、データが見当たらず定量的に評価しづらいので対象外としています。飛行機・高速バスなどは空港に行くまでに電車を使っているだろうし、その場合は最寄り駅からの電車がボトルネックになると考え、評価の対象外としています。

評価の方法ですが、今回も各項目上位3位までに1pt、下位3位までに-1ptを与え、そのポイントの合計で順位をつけることにしました。当然ここの計算方法で結果は大きく変わるので異論(項目Aと項目Bで同じ1ptでいいのか・項目Cで1位と2位がダブルスコアだったのに同じ1ptでいいのかetc.)はあると思いますが、このやり方ではこういう順位になりますよ程度で見てください。多分、各項目毎のポイントに係数をかけて重みをつける(例:駅からの距離のポイントを他に比べて1.5倍する)としても、係数に対する議論がでてくると思います。


前回との違い)
前回と違うのは

・昇格降格により入れ替わったスタジアムの反映
・地域的指標の導入
・最寄り駅の定義を「一番近い駅」から「一番近い駅(隣接する別会社含む)、もしくは1㎞圏内(歩いていけるくらいの範囲)の駅全て」に変更
・収容人数÷乗車人数を追加
・電車の本数が7時と18時の2重に計算されているので、数値の大きい方だけ採用
・電車の本数を3月末時点に修正

といったところです。

地域的指標について。例えば、九州のチームは各チームのサポにとって遠く、アクセスという意味ではどうしても不利だったり、クラブ数の多い関東のスタジアムというだけで他より有利だったりします。こう言った状況を評価に入れるために、J1他クラブの各スタジアムとの距離を出して積算して比較するという項目を作りました。恐らくスタジアムが集中している関東のクラブが有利になるはずですし、それを意図して評価に組み込んでいます。

最寄り駅の定義については、スタジアム外周のメインスタンド中央~駅のスタジアムに近い方の出口まえでの距離(直線距離ではなくルート通りの距最短離)で見ています(ここは前回と同じ)。ただ、近くに複数の駅がある場合、「帰宅時の観客が複数の駅に分散することにより一本の電車に集中しない→客のストレスが軽減される」という現象を評価に入れるため、今回は一定範囲内の駅全部を最寄り駅としています。

その「一定範囲内の駅」の定義について。駅まで何kmまで歩くことを許容できるかというのは、人や状況・体調によって異なります。Jの場合、駅まで2㎞以上ある場合は大体シャトルバスを運行させていますが、1.5㎞あっても運行していなかったり、それ以下でも別の駅にシャトルバスを出して分散させているところがあります。待ち時間を考えて徒歩で行くことをメインで考えると、1㎞ぐらいなら普通に歩ける人も多いかなということで、キリが良いこともあってここで区切っています。ただ、これによりスタジアムから1.1㎞で新横浜駅に行ける日産スタジアムや、1.5㎞離れているものの豊田市/新豊田駅が近い豊田スタジアムが割を食っているのも事実です。


項目説明)
項目について簡単に説明しておきます。項目のオレンジ背景部分は、最寄り駅全ての合計になっています。

収容人数:スタジアムの収容人数。JのHPかWikipediaから引っ張ってきています。
最寄り駅:1㎞圏内にある駅を列挙しています。1㎞圏内に駅がない場合は最寄り駅のみ。
最寄り駅路線名:最寄り駅に書いた駅の路線
乗車人数:最寄り駅全ての乗車人数。Wikipediaから引っ張っています。
収容人数÷乗車人数:1日辺りの乗車人数に対して、最寄り駅に全観客が押し寄せた場合の混雑度を測る指標。
ホーム:最寄り駅に書いた駅のホームの数(客が滞留できるスペースがどれだけあるか)
:最寄り駅に書いた駅の線路の数(電車が何本止まる/通過できるか)
路線:最寄り駅に書いた駅の路線の数(〇〇線上り/下りで2本)
料数:最寄り駅に止まる電車で一番長い編成の両数(JRでは特急電車が長くなる傾向)
本数:朝7時台・夕方6時台に発車する電車の本数の大きい方。上り下り・複数駅ある場合は全駅の合計。MAXこれぐらいは走らせることができるという指標
駅からの距離:スタジアムに一番近い駅出口からメインスタジアム外側中央までの道の距離
ターミナル駅:アウェイサポが使うであろう基準の駅。基本新幹線の駅ですが、札幌だけ実態を考えて千歳空港としています
ターミナル駅~最寄り駅:ターミナル駅から最寄り駅までの所要時間
乗車本数:ターミナル駅~最寄り駅の乗り換え本数
1㎞内駅数:メインスタジアム中央外周部から1㎞以内にある駅の数(JR/私鉄のように会社が違う場合は別カウント)
1㎞内路線数:同じく1㎞以内にある路線の数(「〇〇線上り」で1本とカウント)
1-1.5㎞内駅数:1-1.5㎞圏内の駅の数。人によっては歩くのを躊躇する距離ということで別カウント
1-2㎞内駅数:こちらは参考データ。ポイントには含まれません。
緯度経度差:スタジアムの緯度・経度を調べ、各スタジアムとの距離を積算した値。計算式は1430地点Aと地点Bの距離を求める:蔓草(くうくう日記)を参考にしています



データの比較)

それではこれを踏まえたうえで一覧表を。各項目の薄い黄色が-1ポイント、薄い水色が+1ポイントで、「1-2㎞内駅数」以外のポイントの合計が右端の「ポイント」の数字になり、このポイント数で順位を決めています。

収容人数 最寄り駅 最寄り駅路線名 乗車人数 収容人数÷乗車人数 ホーム 路線 両数 本数 駅からの距離 ターミナル駅 ターミナル~最寄り駅 乗車本数 1km内駅数 1km内路線数 1-1.5km内駅数 1-2km内駅数(参考) 緯度経度差 ポイント
[人/日] [面] [本] [本] [両] [本] [km] [分] [本] [駅] [本] [駅] [駅] [km]
札幌ドーム 38,794 福住 札幌市営地下鉄東豊線 16549 234.4% 1 2 1 4 11 1.20 新千歳空港 60 2 1 1 0 0 17155.5 -8
茨城県立カシマサッカースタジアム 38,669 鹿島サッカースタジアム 鹿島臨海鉄道 412 9385.7% 1 2 2 4 4 0.30 東京 146 3 1 2 0 0 7533.4 -7
IAIスタジアム日本平 19,695 清水 JR東海道本線 10504 187.5% 1 2 2 6 13 5.70 静岡 11 1 0 0 0 0 6214.1 -5
埼玉スタジアム2002 62,010 浦和美園 埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線 10249 605.0% 2 2 1 6 14 1.50 大宮 36 3 0 0 1 1 6307.4 -5
豊田スタジアム 40,000 豊田市 名古屋鉄道三河線(豊田線) 17541 228.0% 4 5 4 4 16 1.50 名古屋 60 2 0 0 2 4 6576.1 -3
昭和電工ドーム大分 31,997 大分 JR日豊本線/久大本線/豊肥本線 19067 167.8% 4 8 4 8 16 7.20 小倉 87 1 0 0 0 0 13286.5 -2
エディオンスタジアム広島 35,909 広域公園前・大塚 広島高速交通広島新交通1号線 2280 1575.3% 2 4 1 6 27 0.85 広島 42 2 2 1 0 0 11663.5 -2
Shonan BMWスタジアム平塚 15,380 平塚 JR東海道本線 61807 24.9% 2 4 2 15 26 2.50 新横浜 49 2 0 0 0 0 6068.1 -1
等々力陸上競技場 26,827 武蔵中原 JR南武線 35060 76.5% 2 4 2 6 33 1.40 新横浜 24 3 0 0 4 10 6002.2 -1
味の素スタジアム 49,955 飛田給 京王電鉄京王線 13390 373.1% 2 3 2 10 12 0.60 東京 50 3 1 2 2 3 6069.5 0
ユアテックスタジアム仙台 19,694 泉中央・八乙女 仙台市地下鉄南北線 35179 56.0% 2 4 1 8 42 0.50 仙台 49 2 2 1 0 1 9807.6 1
ニッパツ三ツ沢球技場 15,440 三ッ沢上町 横浜市営地下鉄ブルーライン 8869 174.1% 2 2 2 6 26 0.82 新横浜 7 1 1 1 3 12 6142.4 1
日産スタジアム 72,013 小机 JR横浜線 10388 693.2% 2 3 2 8 24 0.80 新横浜 2 1 1 2 4 5 6131.0 2
三協フロンテア柏スタジアム 15,109 JR常磐線/東武鉄道東武野田線 198571 7.6% 4 8 2 15 101 1.45 東京 35 2 0 0 2 2 6553.3 3
Panasonic Stadium Suita 39,694 万博記念公園・公園東口 大阪モノレール線本線/彩都線 11325 350.5% 3 5 3 4 42 1.40 新大阪 28 2 2 3 1 5 7615.1 3
駅前不動産スタジアム 24,130 鳥栖 JR鹿児島本線/長崎本線 7162 336.9% 3 6 3 9 22 0.45 新鳥栖 3 1 1 3 1 1 15065.1 4
ノエビアスタジアム神戸 29,332 御崎公園・和田岬・和田岬 神戸市営地下鉄海岸線/JR和田岬線 18752 156.4% 5 7 2 6 40 0.40 新神戸 26 2 3 3 3 7 8017.1 5
ヤンマースタジアム長居 47,853 長居・長居・鶴ヶ丘・西田辺 大阪メトロ御堂筋線/JR阪和線 38891 123.0% 8 10 4 10 83 0.50 新大阪 29 1 4 4 2 11 7686.5 8
収容人数 最寄り駅 最寄り駅路線名 乗車人数 収容人数÷乗車人数 ホーム 路線 両数 本数 駅からの距離 ターミナル駅 ターミナル~最寄り駅 乗車本数 1km内駅数 1km内路線数 1-1.5km内駅数 1-2km内駅数(参考) 緯度経度差 ポイント
[人/日] [面] [本] [本] [両] [本] [km] [分] [本] [駅] [本] [駅] [駅] [km]

まずは、表の数字についての注意点から。

乗車人数について。赤太文字のところは乗車人数が見当たらず乗降人数しか見つけられなかったので、乗降人数÷2しています。また、鹿島スタジアム駅の本数については、サッカー開催時のみ停まる駅のため日本代表戦時の1時間当たりの本数を載せています。

駅からスタジアムの距離については、1㎞以内は徒歩ルートの距離、それ以上はGoogleマップの距離計測(直線距離)で出しています。メインスタンド中央の外周部を起点にして、終点をぐるーっと回して1.5㎞/2㎞以内に入る駅をカウントするという感じです。駅の入り口がギリギリ入るかどうかというところは多少誤カウントがあるかもしれません。




それでは結果について見ていきます。磐田松本が抜けて横浜FCが入ったことにより、最寄駅から遠いスタジアムが減って次点のスタジアムにマイナスポイントが入っています。具体的には札幌ドームが割を食っています。ちなみに、磐田については今年から新駅ができ、最寄り駅からの距離が3.1→1.2kmと近くなっています。新駅なので乗車人数が不明ですが、順位的には浦和清水名古屋ぐらいの位置になります。


ワースト3)
ポイントが少ないのは、札幌ドーム鹿島スタジアムIAIスタジアム日本平埼玉スタジアム2002(日本平埼スタが同ポイントなので4チーム表記)です。

札幌ドームは、路線の終点ということで双方向に逃がすことができないという弱点があります(同じことがエディスタユアスタ他にもいえます)。また、ホームが少なく両数や電車の本数も少ないということで単位時間あたりの輸送人数が少ないという弱点もあります。

鹿島スタジアムも単位時間あたりの輸送人数が少ないという弱点があります。路線に単線部分もあり、ターミナル駅(東京)までの距離が長いということもあり、アクセスとしてはどうしても不利になります。

IAIスタジアム日本平は、駅からの距離の遠さとホーム1面というところがマイナスポイント。ただ、ターミナル駅の静岡まで1本で行けるという部分が他の2つより上位になった理由です。

埼玉スタジアム2002は、最寄り駅から距離がある上に、札幌ドームと同じく路線の終点ということで一方向のみの発車となり、電車の本数が半分になるというところが今回の評価ではマイナスに出ています。今回ターミナル駅は近い新幹線の駅ということで大宮駅にしましたが、多分東京・品川の方が実態にあっていると思います。

いずれもバスという手段で最寄り駅やそれ以外の駅に逃がしているようですが、今回は電車メインでの評価なので、どうしても評価が低くなります。ちなみにバスは渋滞で遅れる可能性(特にアウェイは交通事情が分からない)が不安で、個人的には評価はあまり高くないです(クラブ的にも負担になりそう)。


トップ3)
続いてトップ3。3位から順に一つ一つ見ていきます。

3位は駅前不動産スタジアム。駅からの近さが言われますが、鹿児島本線・長崎本線の接続駅というのもあって観客が分散できるというのが大きな特長です。新幹線の駅も近く、アウェイサポにもかなり有利。ただ、他のスタジアムから見ると一番遠いという地域的に不利な点もあり、3位となっています。

2位はノエビアスタジアム神戸。距離の短い地下鉄御崎公園・和田岬駅の間にあるので、三宮行きなら御崎公園駅、長田方面行きなら和田岬というように、客が分散できます。また、近くにJR和田岬駅があるので、そこに逃げることもできるというのが、上位の理由です。ただ、数字に表れにくいですがJR和田岬駅は近くの大工場向けの駅なので土日ダイヤではあまり運行しておらず、日曜の試合や土曜夜の試合は使えないことがあります。ちなみにJR兵庫駅まで歩くという手もありますが、直線距離1.2㎞・徒歩だとバックスタンドからだと2㎞前後あり、ちょっと覚悟が必要かもしれません。

1位はヤンマースタジアム長居。地下鉄長居/西田辺・JR長居/鶴ヶ丘と1㎞以内に4つの駅があるのは大きく、観客を分散できます。2002年のワールドカップの時は北行きと南行きで観客を別の駅に誘導して人の流れを制御するという手法を使っていました。御堂筋線は地下鉄の中で一番使われる路線ということもあり両数も本数も多く、地下鉄単体でも輸送力はトップクラスです。


その他)
順位には表れない、注目すべきデータを拾っていきます。

まずは三協フロンテア柏スタジアム。柏駅は元々の乗車人数が多く、スタジアムの収容人数÷乗車人数が7%台と、全観客が駅に押し寄せても影響は小さい特長があります。また、東京方面・船橋方面・春日部方面・水戸方面と需要の多そうなところへ接続していて、観客の分散が期待できそうです。駅までが遠いのでトップ3には入りませんでしたが、駅まで行けば輸送力は高いです。

収容人数÷乗車数の他クラブのデータを見ると、BMWユアスタも他に比べると余裕がありそうです。一方、数字が大きいところに注目してみると、鹿島は臨時駅という事情があるのでこの評価は酷なところがあります。エディスタは普段よりすごく混雑しているようですが、元々の乗車人数が少ないのでこういう結果になっていそうです。日産スタジアムは新横浜が歩ける距離(スタジアムまで1.1㎞ぐらい)なのでそちらへ向かう人が多く、実際にはここまで酷いことはなさそうです。新幹線の駅から直で行けるところは案外少なく、アウェイサポ的には評価できるポイントです。

Panasonic Stadium Suitaについて。ここは駅までが遠いものの、線路の数が多め(より多くの電車が止められる)なのと彩都線に逃がせる(そっち方面に行く人がどれだけいるかという問題はありますが)という特長があります。ただ4両編成の短い電車を次々走らせるというやり方なので、ポイントで見るとプラマイゼロとなっています。本数が多いことがメリットになっている方が強いのか・両数が短いことがデメリットになっている方が強いのかは正直わかりませんが、「単位時間辺りの輸送人数」という指標が出せれば実情にあった評価になると思います。




まとめ)
項目については、意味合いが重複しているものも多くて結果的に重みをつけているともいえる状況で、まだまだ検討の余地はあります。ただ前回も書いたように、本来は「一定時間で何人運べるか」という指標で見るべきなのですが、1編成で何人乗れるかを止まる電車すべての編成で調べる必要があるので、ちょっとそこまで調べきれません。

また、各項目の重要度によって決められた係数によって配点を変えるべきではという懸念がありますが、係数の妥当性の判断がつかないので、今回はこのような形になっています。

収容人数÷乗車人数の項目ですが、数字が大きいところは何らかの事情があり、実際のキャパシティ以上に数字が出ているところもあります。ただ、数字の小さい方はそれなりに傾向が見えてきそうです。

順位については、恐らく印象通りの傾向が出ているのではないでしょうか。ただ、同じ路線の隣接した駅に同じ方向へ行く客が分散しても後の駅では満員で乗れない可能性があったり、需要の少ない方向に行く電車が多くても意味がないなど、実態に合わない部分もあります。また、バスで他の駅に逃がす手法で最寄り駅に集中するのを防いでいるケース(それをしないといけない時点で素の輸送力に問題があるということですが)は今回の数字に表れていません。

今回の評価方法では、各スタジアムごとにアクセス面のどの項目が強みか・弱みかといった、ある程度の傾向は出ているのではないでしょうか。今後新スタや新駅の話が出てくるところもあると思いますが、こういった観点で見るのも面白いと思います。

桜スタジアム関連小ネタ(2020年3月前半)

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ブ口グ管理人
Jリーグが例のウイルス騒動で中断になっている中、桜スタジアムの建設は着々と進んでいるようです。今回は桜スタジアム関連の話をいくつか。


新パースの公開)
桜スタジアム最新パース公開:桜スタジアムプロジェクトHP2020/02/07
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桜スタジアムのメインスタンドからピッチを見たものと、スカイラウンジの絵が出ました。サポコンで公開されたもののようです。スカイラウンジの絵でピッチの向こうがヤンマースタジアムだったり透け透けのお姉さんが目立つのが気になります。
  

スポーツ庁広報マガジンの事例紹介)
スポーツ施設による新たな価値創造に向けて〜スタジアム・アリーナ改革:スポーツ庁 Web広報マガジン3/4
スポーツ庁の広報マガジン・Deportareの『スポーツ施設のストックマネジメント及びスタジアム・アリーナ改革合同全国セミナー』の第10回に桜スタジアムの事例が掲載されています。これによると、

・業務代行料を0円にすることを条件に、2021年から30年間の指定管理を受ける予定
・一般社団法人セレッソ大阪SCが施設命名権を獲得
・スタジアムの広告収入を自主財源化できる
・民間投資前提の公園管理の導入を大阪市が予定
・長居公園全体での採算性も視野に入れた運営の検討

などの方針が示されています。


プレキャスト工法とは?)
吹田スタジアムで話題になったプレキャスト工法。日本国土開発株式会社に記事がありましたので載せておきます。

プレキャストコンクリート(PCa)工法

要は工場で部品を作って現場で組み立てる部分を多くすることにより、現場の工数と技術者の割り振りが少なくて済みコストが抑えられるというもの。秀吉が作った墨俣の一夜城(川の上流で部品を作って、川に流して現地で一晩で組み立てたという逸話があります)の現代版といえばわかりやすいでしょうか。

プレキャストコンクリート(PC工法)6つのメリットと5つのデメリット:外装塗装の達人
メリットとしては工期・コスト、デメリットとしては部品の輸送費・接合部分の強度のようです。


2/22時点の工事の様子)
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2/22のルヴァンカップ大分戦の日に撮った写真。ホームゴール裏と旧バックスタンドが少しづつ出来てきています。昔のサポコンか何かの資料によると、ホームゴール裏スタンドの下(傘をさしている人の向こう)にコンビニができるはずです。

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JR阪和線とスタンドを一つの写真に撮ったもの。完成後はここが道路(車両通行禁止)になります。

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ヤンマースタジアムの上の方から桜スタジアムのホームゴール裏スタンドを撮った写真。スタンドの骨組と屋根の支柱ができています。スタンドの下は掘り下げて、屋根の柱部分を固めているところのようです。


サンガスタジアム by KYOCERA こけら落としに行ってきました

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ブ口グ管理人
京都のJR亀岡駅前に建設された、サンガスタジアム by KYOCERA。こけら落としの相手はなんとセレッソ大阪。これはもう行くしかないでしょってことで、行ってきました。今回はスタジアム絡みの話がメインです。

※2/10と2/11に一部写真と文章を追加・修正しています。

サンガスタジアム by KYOCERAは、京都府亀岡市のJR亀岡駅の裏の土地に作られました。スタジアムの建設費は、募金もありましたが基本的に税金を使っていて、アユモドキと絡められて反対運動がで色々ありましたがなんとかこけら落としまでこぎつけることができました。

亀岡へは基本JR京都駅からJR嵯峨野線(山陰本線の京都~園部間)一択。途中トンネルがあり、電波が届かない箇所があります。京都駅からは400円ちょっとかかります。ただ、この日は京都駅を出た瞬間雪。雪や保津峡駅の風景を見て、大阪の人からするとえらい秘境扱いにw

亀岡駅が近づくと右前方にスタジアムが。ユアスタとか駅前スタみたいに電車から見えて近づいていくのは、なかなかくるものがあります。駅に着くと、ホームからスタジアムが丸見えに。鳥栖の駅前スタジアムみたいですね

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駅からの動線と外観)



こけら落とし当日のGoogleマップは工事中の写真でイメージしにくいのですが、他に適当な画像もないのでこれで。スタジアムはほぼ南北になっていて、北がホーム・南がアウェー、メインは左・バックは右です。スタジアムの周りには道路がありますが、歩道は南北及びバックのみで、メインスタンド側(駅に近い長辺)は通行できないようになっています。


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駅からは一度北に行って、スタジアム北側からぐるっとバック・アウェーゴール裏に繋がる形です。GoogleマップでPと書いてあるロータリーのところから北に向井、東西の道路に突き当たると右に行ってスタジアム北側に出るイメージですね。この写真はロータリー脇から北に行く道の突き当り付近から駅を撮った写真。芝生の南がロータリー、その向こうがJR亀岡駅。写真の左に仮設のフードコート的なものがあり、その左にスタジアムがあります。

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スタジアム内の周回路(2階?部分)からその仮設フードコートを撮った写真。左奥の遊具のある辺りがもう一つ上の写真を撮った場所。このフードコートを左上→右に進んでいき、右のテント沿いに歩いていくとスタジアムです。あとで貼っている帰りの写真でもルートがわかるはずです。

※2/11追記
第2回京都スタジアム(仮称)建設に係る市民説明会の開催概要結果:京都府HP

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京都府の資料にちょうどいいのがあったので抜粋。こけら落としの日は紫のラインで示すルートで人が行き来していました。この資料ではロータリー全体で3.8万人が滞留可能なんて記述があります。(※追記ここまで)

今回のこけら落とし。スタッフもまだ慣れていないようで、至る所で混乱があったようです。バックスタンドでは整理券を作っていたようですが、運営でなくサポグループが作ったとかその辺の経緯や告知が不十分だったりで揉めていたという話を見かけました。列移動も結構適当だったり、再入場列が通常の入場列と混じりそうだったりとか、運用面での改善点はありそうです。個人的には揉めそうな対戦相手を隔離する場合の対応が気になるところ。


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北側のホームゴール裏北から撮った写真。上から見たスタジアムの形のモニュメントがあり、スタジアムには名前のネオンサインがついています。

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屋根にはこのように木材が使われています。

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こちらは南側のアウェイゴール裏部分。電車から見えるのがこの面になりそうです。


スタジアム内部)
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今回はメインS指定席(アウェイ)のチケットを買いました。こけら落とし価格?で2500円でしたが、かなりお得でした。メインS指定席(アウェイ)は、メインスタンドのアウェイ寄り、ビジョンの下の斜めの席の前、コーナー付近です。こけら落としの日は、係員曰くホームもアウェイもゲート1(北西のゲート)で入れるとのことでした。

見ての通り、某スタジアムによく似ています。建設が竹中工務店なので同じ設計・工法を使っているようで、どうしても似てしまうところはあります。



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コンコースですが、このスタジアムは少し特殊な形になっています。メインスタンドのインナーコンコースはVIP席のラウンジ部屋で分断されていて、右から左に行く場合はこの写真の黄色い動線を歩くことになります。コンパクトにした分、こういうところで影響が出たようです。ちなみに南側の屋根は透明になっていて、写真のように芝に光が当たるようになっています。(※2/11:施設配置図・屋根への言及を追加)

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VIP席の前はこんな感じの通路。人が1人づつすれ違えるくらいの幅で、ここにたまられると通行の邪魔になりそうです。

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VIP席はソフトな素材のシート。後ろに個室もあります。この個室がメインスタンドのコンコースの直線状に置かれているので、スタンド側の通行はこの前を通る形になっています。なお、スタンドの裏にも外周を回る通路があるので、運用によってはこっちの通路の通行を制限する可能性もありそうです。


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席の幅は大体43cm、席間隔は4-5cmくらい。JFAのスタジアム標準は「席幅は最低でも 45cm、できれば 47cm を確保することをお薦めします。」とありますが、これは満たしているようです。縦方向は測ってませんが、立ち上がらないと出入りする人が通れないくらい。写真はないですが、前の席の背中部分にドリンクホルダーやフックがついていました。

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コンコースの各柱にはこのようにWIFI用のアンテナらしきものが。ちなみにドコモ回線は非常に繋がりにくく、ネットは使えないと思った方が良いレベルです。 au/ソフトバンクはそうでもなかったようで、ここはWifiを開放するなりインフラを整備するなりしてほしいところです。

(※2/11追記)

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柱にはディスプレイが設置されています。

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マスコットたちの挨拶の写真ですが、背後の壁に注目。アウェイゴール裏の壁ですが、手前のカメラマンと比較するとピッチから2mくらいの高さまであり、下の方には通風孔らしきものが見えます。(※追記ここまで)


あと書いておくべきことは、こんな感じ。

・席はVIP席とKYOTOの文字部分以外は紫。
・散水用のスプリンクラーはピッチに埋め込まれているタイプ
・例のウイルスで消毒用アルコールが用意されていた
・トイレは入口・出口が固定で一方通行
・キッチンカーが直接2F?外周路に乗り付けられる構造
・ペットボトルはOK。ペットは不可



試合終了後)
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松尾一主審の笛で試合終了。しかしスタジアムを語る場合、ここからが本編です。帰る客をいかに捌くか。こけら落としはこの点の確認が一番大切です。報道ではここから2時間は車の使用を控える要請が出ていたとか。

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このスタジアムはコンコースの他に2F?の外周部分にも通路があります。これはアウェイゴール裏からの帰り道。この先で下に降りる階段は、メインスタンド北西のゲート1のみ開放。

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この4枚でわかるでしょうが、人の流れが1つだけとなっています。駅まで近いだけに、人の流れが1つに集約されていて逃げる場所がありません。18000人ぐらいの客でしたが、8両編成が1時間当たり8本というダイヤでも、駅1つに一気に集中するとさすがに厳しい。前が詰まっているので牛歩戦術状態。改札で入場制限がかかっているものの、少しづつ動いている状態。この日は早めにスタジアムを退去するように促されていたようですが、私見ではこけら落としで最大負荷状態を作って問題点の洗い出しをしようとしていたように思います。

ちなみに、この階段を下りてから電車に乗るまでは約30分。ちょっとウロウロしたので、実際には25分くらいでしょうか。報道では駅から徒歩3分という話でしたが、帰りはちょっとかかることを覚悟してください。

※2/10夜追記
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実際には、
16:10・・・アウェイゴール裏からスタジアム内外周路に出る(スタジアム南西の「設」の文字付近)
16:32・・・ゲート1(図のスタジアム左上の黄色矢印付近)の階段からスタジアムの外に退避。ここから5分くらいウロウロして亀岡駅へ向かう
17:00・・・亀岡駅で京都行きの電車に乗車
という感じで動いていました。(上で貼った図を再掲。)多分正式ルートの最悪値に近いんじゃないでしょうか。※追記ここまで

帰る客を捌く件ですが、駅の向こうに行くルートがなくて駅に向かう客と一緒の動線になっているのがちょっと問題な気がします。試合前に行ける売店・フードコート的なところではなく、駅の向こうの商店街に行きたいという声が帰りの列の中で聞こえてきました。駅をまたぐ陸橋やくぐる地下道など、別ルートで向こうに行けるルートが欲しいところです(あるけど知らなかっただけかもしれませんが)。

他の方の話ではバスで桂まで抜けた方が楽だったそうで、そっちを検討してもよいかもしれません。ただ、アウェイゴール裏付近?の乗り場へ行くには、この外周路を通った時点で無理でした。4枚目の階段を下りて右に回り込むといけそうですが、ここまでに結構時間がかかっています。

※2/11追記
どうやら東側の車道脇の歩道(右下の高架道路のところ)からJRを超えていった人もいたようで、回避ルートはないわけではないようです。ちなみに隣の馬堀駅までは直線距離で2㎞ぐらい、並河駅までは3㎞ぐらいで、労力と時間が見合うかといわれると微妙です。(※追記ここまで)


スタジアム・アリーナ改革推進事業としての視点)
このサンガスタジアム by KYOCERAは、スポーツ庁のスタジアム・アリーナ改革推進事業の1つ。行政のバックアップを受けて、稼げるスタジアムを目指しています。

平成29年度スタジアム・アリーナ先進事例成果物(PDF)

この資料を見ると、VIPルーム・商業空間テナント・クライミングウォール・スカイレストラン・太陽光パネル売電などで稼ぐつもりのようで、その設備は色々確認できました。個人的には、税金を使った割にはやれることをきっちり織り込んでるなという印象です。もっとも、建設時に運営団体が決まっていたわけではなくあとから決まった形だったと思うので、やりたいビジネスに適した形になっているのかという懸念はあります(あとから〇〇がやりたいというときに建設が必要になるかも)。

ただ、上のGoogleマップを見るとわかるように、現状ではスタジアム周辺はほとんど何もありません。今日あったバックスタンド・北側ホームゴール裏スタンドあたりの1Fにあった売店・飲食スペースは、開催日以外にふらっと立ち寄る人がいるとは思えません。PDFによると、周辺はこれから開発が進んで人が来る余地はありそうですが、開催日以外でペイするにはちょっとかかりそうです。観光方面で人を集める(という話を見た気がする)など、少し工夫が必要そうです。ここが街なか立地のスタジアムと比べて不利な部分だと思いますが、やり方次第でもあります。


感想)
スタジアムとしては、見ることに関してはかなりレベルが高かったように思います。専スタが初めてという人には本当に待ち望んだ環境なのでは。

ただ、コンパクトにしたのでそのしわ寄せがきている部分(スタジアムそばの滞留スペースが狭い・メインスタンドでの移動etc.)やドコモ回線の繋がりにくさは不満でした。それとスタジアムそばの滞留できるスペースが狭く、人が多くてストレスに感じる部分はありました。あとは、運用面でアラがいくつか見受けられましたが、こちらはこれから改善していくでしょう。

経営面では、開催日以外にどれぐらい人を呼べるかが大きく影響しそうですが、色々稼げる仕組みはありそうです。桜スタジアムにも関連するので、来季の決算は注目しようと思います。