サッカーのお話

桜スタジアム寄付金推移記録  

 
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キンチョウスタジアム(長居球技場)を大改修するプロジェクト、桜スタジアムプロジェクトの寄付金の状況をまとめました。
今後、他でも寄付によるスタジアム建設が続くこともあるかと思いますが、そのためのデータとして記録に残しておきます。
なお、最新の数字は桜スタジアムプロジェクトのHPに載っていますので、そちらを参考にしてください。


桜スタジアム寄付金目標額:66億円
日付 現在 法人 個人 単月合計
20170501 329,381,447 311,800,000 17,581,447 329,381,447
20170601 336,104,041 312,000,000 24,104,041 6,722,594
20170701
346,308,925 315,350,000 30,958,925 10,204,884

※数字は累計の値。「単月合計」は「現在の総額」の先月からの増分



以下は各データをグラフにしたもの。各月目標は66億円を36ヶ月で割ったもの。

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2017年度)
【桜スタジアム建設募金団体】募金活動のご報告(4月度)
【桜スタジアム建設募金団体】募金活動のご報告(5月度)


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桜スタジアム募金額の発表  


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【桜スタジアム建設募金団体】募金活動のご報告(4月度)

桜スタジアム(現キンチョウスタジアム)改修の募金について、現在の募金額が発表されました。

【合計金額】329,381,447円(5/1現在)
 内訳
◆法人  311,800,000円
◆個人 17,581,447円

【目標金額】6,600,000,000円
【残り金額】6,270,618,553円


その金額は約3.3億円。単純計算では3年36ヶ月で118億円ちょい。目標の66億円は20ヶ月で達成できるといえるかもしれません。ちなみに、お隣は募金期間に優勝したこともあり最終的に個人で6.16億円集めたといい、その数字を目標に今回の金額で割ると35ヶ月ちょっとかかる計算になります。
ただ、初動の数値のまま続くことはありえず、そのうち勢いが下がっていきそうな気はします。

スタッフが積極的に企業を回ってこの数字なのか、何もせずにこの数字なのか判断ができず、それによっても大きく変わってきそうです。個人的な感覚では4月頭にちょろっと告知打ったぐらいという認識ですが、果たして想定に対して多いのか少ないのか。

企業立地促進法の一部を改正する法律案  

都市公園法の改正及び未来投資会議(第6回)について の続きです。

経済産業省HP「企業立地促進法の一部を改正する法律案」が閣議決定されました
いろいろ見ているとこんなものが。調べてみると2/28に法案が出ているようです。

前回の記事の法案は恐らくこれじゃないかなと。
http://www.meti.go.jp/press/2016/02/20170228001/20170228001-11.pdfに地域未来投資促進法案という文言が見えるのが根拠です。
法案を提出してから未来投資会議が開催されてニュースになっていますが、実際の未来投資会議ではプレゼンを聞いて終わりという流れの様なので、法案を出してからああいう風に外向けの記事にするために具体例を出して会議をしてるのかな?



実際の支援についてはこちら。
http://www.meti.go.jp/press/2016/02/20170228001/20170228001-13.pdf
(2)承認された事業計画に対する支援措置を拡充
地域経済への波及効果が高い事業を業種によらず支援するために、製造業
のみならずサービス業等の非製造業を含む幅広い事業や事業主体を対象とす
る支援措置を整備する。
①設備投資に対する支援措置
・設備投資減税(機械・装置等:40%特別償却、4%税額控除 等)
・地方税(固定資産税等)の減免に伴う補てん
②財政・金融面の支援措置
・地方創生推進交付金(平成 29 年度予算案 1,000 億円)の活用
・リスクマネーの供給促進(地域経済活性化支援機構(REVIC)、中小企業基盤整備機構等によるファンド創設)
③規制の特例措置等
・工場立地法の緑地面積率等の緩和
・一般社団法人を地域団体商標の登録主体に追加
・補助金等適正化法の対象となる財産の処分の制限に係る承認手続の簡素化
・農地転用許可及び市街化調整区域の開発許可等に係る配慮※
※配慮の対象となる区域を定める等土地の利用の調整を行うための計画を市町村が作成
④その他
・事業者から地方公共団体に対する事業環境整備の提案手続を創設


①は設備投資に使った分の税金面での支援。これは効いてくるでしょう。

②の地方創生推進交付金については、http://www.kantei.go.jp/jp/singi/sousei/pdf/h28-suisin2.pdfで去年分の交付金額が出ています。数100万レベルから億越えのものもあり、これがどれぐらい分捕れるか。
あとは金融面でも支援があるようです。

③については「一般社団法人を地域団体商標の登録主体に追加」が関係するでしょうか。
地域団体商標とは、簡単に言うと大間まぐろのような土地の名前と名詞をくっつけて新たな商標とすること。これの申請団体に一般社団法人も追加されるというもの。ご存知の通りセレッソは社団法人があるので、こういうものの登録をする必要があれば・・・ってあんまり想像できないけどw

④は地方公共団体への提案のレスポンスがスムーズになるぐらいのものかな?


スタジアム建設に関連するのはこの辺り。金銭的にどれぐらいメリットがあるか不透明ですし、計画が進んでいる段階でもいけるのか?とも思いますが、計画を見ていると方向性はピタリとあってるだけに、なんか絡んでそうだよなぁとw
今国会できっちり(去年よく聞いた言葉…)議論していいものにしてほしいけど、例の証人喚問の件とか見てるとこのままなんだろな。

未来投資会議(第6回)について  

首相官邸HP 平成29年3月24日 未来投資会議
平成29年3月24日、安倍総理は、総理大臣官邸で第6回未来投資会議を開催しました。
 会議では、「ローカルアベノミクスの深化(スポーツ、農業ICT)」及び「イノベーションのエコシステム構築」について議論が行われました。

  中略
 今日のテーマの一つ目は『ローカルアベノミクス』でした。
 まず、スポーツですが、スタジアム・アリーナをスポーツ観戦だけでなく、市民スポーツ大会、コンサート、物産展などが開催され多様な世代が集う地域の交流拠点に生まれ変わらせてまいります。その際、民間の投資や知恵を呼び込み魅力を高める方針で取り組んでいきたいと思います。自治体や地元企業を巻き込んだ地域ぐるみの取組を後押しします。そのため法律、予算や税制を総動員し、こうした拠点を2025年までに20か所整備します。

  後略

先日都市公園法の改正という記事を書きましたが、恐らく同じ流れの件でしょう。スタジアムをスポーツだけでなく他の用途に使えるように法案や税制をいじって民間のパワーを引き寄せようという話です。

キンチョウスタジアムの大規模改修の話があがってきた時の公式HPのキンチョウスタジアムの育成型複合スタジアム化改修に関してで、【地域のための都市型スタジアム】という項目にある話を見ていると、この件にピタリと当てはまります。


スタジアムの地域拠点化 37年までに20カ所 未来投資会議で提示
 安倍晋三政権は28年の成長戦略でスポーツの成長産業化を柱に据え、スポーツ施設の収益性を高めると同時に、地域経済の中核にする方針を打ち出していた。
 施設整備は、まず29年度までに全国10カ所の候補地を公募で選び、専門家を派遣して事業計画を具体化する。計画は、音楽イベントなども行えるよう施設を多機能化することや、スマートフォンを使った観戦中の食事注文など、ITで来客満足度を高めることなども想定している。
 施設の整備や運営には民間投資を活用。今国会で成立を目指す改正都市公園法を適用し、29年度から、スポーツ施設のある都市公園に関してレストランなどの収益施設を民間が併設、運営できる期間を延長する。 また、国の「地方創生推進交付金」を使った資金支援や設備投資減税、官民ファンド「地域経済活性化支援機構(REVIC)」を通じたリスク資金供給などの財政支援も検討する。


23日のニュースでは具体的な中身にも触れられています。10か所の候補地を公募で選ぶとのことですが、建物等のハード面はわかりませんが事業計画部分では修正が効くでしょうし、手をあげることは考えられそうです。財政支援がどれぐらいになるかはわかりませんが、スマートフォンを使った観戦中の食事注文(売り子を呼ばなくてもビールを注文できたり、クレジットカードやプリペイドカードでの支払い可とか、いろいろ考えられそう)といった、想定外の案件を取り入れるきっかけにもなりそうです。

まだ議事録が更新されていませんが、首相官邸HPの未来投資会議のページの第6回のところにある資料にBリーグの作った資料があります。ここには現在進んでいるスタジアム・アリーナの計画を示した図がありますが、キンチョウスタジアムの名前も見えます。ここに上がっているのが16ヶ所で、2025年までに20ヶ所という話だと、カウントされてもおかしくないという気もします。時期的にこの流れに乗れるかどうか微妙なタイミングではありますが、東側スタンドの改修時に絡めてくることも可能で、引き続き注視しておいた方がよさそうです。

「フィリップス ライティング ジャパン合同会社」と ライティングパートナー契約締結のお知らせ

本日セレッソ大阪はフィリップス ライティング ジャパン合同会社とライティングパートナー契約を締結したと発表しました。
このフィリップス ライティング ジャパンですが、髭剃りとかの家電のイメージがあるかもしれませんが、照明分野でも有名です。
ライティングパートナーとは聞きなれない契約ですが、恐らくはキンチョウスタジアム絡みの話なんでしょう。

[家電Watch]セレッソ大阪の新スタジアムにフィリップスのLED照明を導入。世界標準のクラブへ

まさかここで家電Watchをソースにするとは思いませんでした(苦笑)
これによると複数の練習場にArenaVision LED(アリーナビジョンLED)を64台設置するとのことで、舞洲と南津守?の照明が入れ替わりそうです。
また、キンチョウスタジアム改修時には照明がこれになりそうです。
ArenaVision LEDのリンクは去年の秋のニュースですが、東京五輪絡みで受注を狙ってArenaVision LEDを日本に展開し始め、これが第1号の受注のようです。今後の売れ行きにも関わってくるので、力を入れてくることは間違いないでしょう。
また、外観に映像を投影することも可能で、フィリップス側からこれを使った広告ビジネスについても触れられています。


ここでフィリップスが関係したスタジアムをざっとあげてみます。

 アリアンツ・アレーナ(ドイツ:バイエルン・ミュンヘン)
 スタンフォード・ブリッジ(イングランド:チェルシー)
 ユヴェントス・スタジアム(イタリア:ユヴェントス)
 フィリップス・スタディオン(オランダ:PSVアイントホーフェン)

誰もが聞いたことのあるビッグクラブの名前が多いですね。その他にもアヤックスとかヴォルフスブルグ、アトレティコマドリードなんかもフィリップスの照明を使ってるなんて話も(http://electricalcontractingnews.co.uk/2017/03/philips-lighting-partner-cerezo-osaka/)。
ほかにもある年のバークレイズ・イングランド・プレミアリーグ・クラブの70%はフィリップスの照明だとか、五輪で照明を担当したりとか、実績は十分でしょう。

では実際の映像を見てみましょう。



こちらはアリアンツ・アレーナの外壁と内側の壁の照明の動き。
さすがにこういった使い方はお金がかかるのでやれないとは思いますが、凄いですよね。



現実的にはこのベルギーのスタジアムの例にある、ピッチを照らす照明の方でしょう。
瞬間的にON/OFFさせたり、色をつけることができたり、光量を制御したり、ライト1つ1つを制御したりと、いろんな事ができます。
これをコンピューターで制御できるということは、相当な表現力になります。
2つ目の動画のように、フラッシュ的に使ったり、任意の場所だけ明るくしたり、入場時の花道部分にだけ光をあてて、光の色を変えていったりとか。

ただ制御の仕方にはいろいろなやり方があり、ただ単独で動かすことでは身につかないノウハウやセンスが必要になります。
例えばライトを複数同じ個所に当てるにも
・1つ1つの照明を同じ場所に向けてから光らせる
・いろんな場所からゆっくり光らせながら1箇所に集める
などの様々なやり方があります。

そこはLEDメーカーではなく演出家の領域ですが、コンピューター制御というデータで制御するやり方ならデータを持ってくればいい。そして同じ機材なら、データ互換は可能と。
ここが日本の企業と組まなかった理由なのかなと想像しています。
そこのセンスやノウハウ(もちろん操作方法も含む)の部分に、欧州のものを取り入れるというのが今回の肝になりそうです。
※実際、上に貼ったhttp://electricalcontractingnews.co.uk/2017/03/philips-lighting-partner-cerezo-osaka/によるとPhilips ArenaVisionという制御ソフトを導入するようで、この流れができそうな雰囲気です。

チェルシーのスタンフォード・ブリッジの動画を見てみましょう。



地面近くに置いている照明の光はとりあえず無視してください。
最初の12秒ぐらいからのライトを動かして意図的にピッチに明るいところ・暗いところを作り出す表現、19秒ぐらいや30秒辺りの爆発的な光の明滅なんかは、日本ではあんまり見たことがない印象。


PSVのPhilips stadionはこちら



また、フィリップスはバイエルンミュンヘンの試合でレーザー光線による演出の実績があります。



ユヴェントスはこちら。



こういった光の表現のノウハウなどのソフト面込みで欧州のスタジアムで行われている最新の光の演出を実現できるなら、スタジアムの大きな売りになりそうで、すごく面白いと思いませんか?
日本のスタジアムの作り方・演出に一石を投じるスタジアムになればいいですね。


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