サッカーのお話

各国の移籍ウインドーについて  

各国の移籍ウインドーについて、
FIFAがまとめたものがあったので掲載しておきます

http://www.fifatms.com/en/Football-Data/transfer-windows/
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キンチョウスタジアム大改修のお話  


昨日の朝の読売新聞にキンチョウスタジアムの改修の話が載っていました。
内容を抜粋しますと
・大阪市などが計画
・4万人規模
・メインスタンドとバックスタンドを建て替える
・一部は3層になる
・費用は40億円
・五輪対応にしたい(=屋根つき、2020年の東京五輪に間に合わせたい)
といったところでしょうか。

この改修はいきなり出てきた話ではなく、クラブは前々から改修しながら大きくしていく構想を話していました。
両ゴール裏の改修が一段落し、次は屋根やメインスタンド・バックスタンドだなというのが
サポーターの認識だったはずです。

前提として、キンチョウスタジアムはメイン・バック・両ゴール裏が独立する形です。
これは風通しの面でメリットがあるのと、一体化しないことで独立して工事ができるという部分があります。

さて、まず4万人規模という部分。
現在のキンチョウスタジアムは公称21000席ぐらいでしたっけ。
メインスタンド・バックスタンドだけを作り変えるとしても約2万席増やす必要があり、
今のメイン・バックを倍にしても追いつかない数字です。
ただ、キンチョウの問題としては、そんな席を作るスペースがあるのかという懸念があります。



参考データとして、Googleマップでピッチの芝の端からの距離をざっと測ってみました。
  ※9/6 GoogleMapの距離測定機能の値に修正しました
<西側(現バックスタンド側・JR側)>
A:芝の端〜現在のスタンドの外壁=約3040m ←公園敷地内
B:芝の端〜JRの高架=約5060m ←公園敷地外も含む

<東側(現メインスタンド側・ヤンマースタジアム側)>
C:芝の端〜現在のスタンドの外壁=約5058m
D:芝の端〜ヤンマースタジアムの端=約7583m

ここで注目すべきは西側スタンド。
地図を見ると現在のバックスタンド(西側スタンド)の後ろに20mくらいのスペースがあります。
ここは市の土地ではあるものの公園の土地ではありません。
今は駐輪場として使われていますが、ここは遊歩道か何かを作る計画があるようです。
http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000010519.html
これは天王寺大和川線という道路が計画されているもので、下のPDFに鶴ヶ丘近辺の資料があります。
http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/cmsfiles/contents/0000010/10519/3-5.pdf
この資料には「長居公園との一体的な空間」という文章があり、なんらかの関係性があるように見えます。
ここをうまく使えるかがまずポイントの一つ。
この土地の上の空中部分を使えるようであれば、少し話が変わってきます。
高架側にせり出すことができれば、その分席が増やせそうですよね。
道路を計画しているのもスタジアムの改築も大阪市なら、この辺を調整してうまく使えませんかね?

東側については2つのスタジアムの間が約25mはありそうなので、少しくらいならヤンスタ側に寄せれそうです。
ただ、ヤンマースタジアムスタジアムに近づけすぎるのも法令とかのハードルがあるでしょうし、
動線の確保の関係上問題がありそうです。
※↓9/6追記
NACK5において北側の野球場との距離を3mぐらいまで近づけている事例がありました。
結構ギリギリまで近づけることは可能なようです。
なお、普通の建物では一般的に隣家との境界線上から50㎝離せばよいというようなことも聞きます。



ちなみに新万博の東側スタンドが45mくらい、鹿島のバックスタンドで50〜55mくらいになりそうです。
それを踏まえて西側3040m+東側5058mに東側を1012mヤンスタ側に寄せて90110m。
ピッチから10mづつスタンドとの距離を置くとして7090mぐらいが、
メイン・バックスタンドの最前列から外壁までの距離になるでしょうか。
均等に割り振って3545mづつか4050m+3040mというのがおおまかな距離になりそうです。
そうすると、新万博と同じくらいのスペースがありそうな計算になります。
(実際、公園の西端から現メインスタンドの端まで168mあるので、新万博の幅160mは確保できそうです)
それでも南北方向が短く(新万博210mに対し、長方形をとれるのは180mぐらいまで)席数が少し足りない計算になり、
上で書いた遊歩道の上のスペースにせり出すようにしたいところ。

※9/6追加 キンチョウスタジアムの敷地に新万博を重ねてみた写真を貼っておきます

kincho_1_63.jpg


東西方向のスペースはこんなところですが、スタジアムは垂直方向に伸ばすやり方もあります。
記事にあった3層化というのは、単純に考えるとIAIやベアスタのゴール裏みたいに
何層かに積み上げていく形が想像できます。
ここは設計の腕の見せ所で、正直早くイメージ図を見てみたいところです。


そして費用の40億円という数字。
実は鳥栖のベアスタは67億円で建設できています。ベアスタは約24000席だったかな?
ここのスタジアムはかなり簡素な作りとなっています。

t1.jpg

写真はアウェーゴール裏スタンドです。
1階が立ち見で2階が座席ですが、2階席の作りが独特です。
なんというか、座席を固定する階段状になった基礎の部分を鉄骨で下から支えるような感じ?
普通ならコンクリートで固めているような部分がむき出しになっているように見えます。
でも、こういう構造ならこれを何層かに重ねて安価に垂直方向に伸ばしていけそうな気もします。
実際にキンチョウがこうなるかは分かりませんが、やり方次第でコストは抑えられそうです。


今回の大改装について、懸念もいくつかあります。
個人的に一番大きいのは芝の問題。
ノエスタの芝問題は、騒音対策でスタジアムを密閉してしまったため、
風通しが悪くなってしまったことが原因と言われています。
キンチョウスタジアムの場合は各スタンドが独立しているので風通しについては問題ないでしょう。
懸念は日当たりの面です。

ゴール裏を拡張することを考えると、北側より南側の方が空きスペースは大きいです。
そのためゴール裏を入れ替えるという方策を取りそうですが、
五輪対応で屋根をつけると影が芝にかかる可能性が高くなります。
ゴール裏をドルトムントみたいに縦に長くするか、ベアスタやIAIみたいに階層化するかはわかりませんが、
屋根の位置が高くなるのは避けられません。
それでも北側ゴール裏は最前列を思いっきりピッチに近づけられますが
南側は影が芝に影響するため、ゴールラインから少し離す必要があります。
これはメインスタンドやバックスタンドも同じ話で、他のスタジアムの例も踏まえて判断する必要がありそうです。


今回の改修は、結構大規模になりそうです。
それを実現するには様々なきっかけが必要になったはずです。
天王寺大和川線の整備。東京五輪。スタジアムの老朽化。
それらの要因をうまく絡めて計画の発表まで持ってきたのが現在。
個人的にはどういう構成になるのか非常に興味があります。
イメージ図が出てくるのを楽しみに待っておきます。

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