サッカーのお話

「セレッソの森 スタジアム構想」を発表!  

http://www.mycerezo.jp/news/release/13/00004437/

セレッソの森 スタジアム構想」を発表!

本日9月29日(火)、セレッソハウス(舞洲)において、「セレッソの森 スタジアム構想」についての発表記者会見を行いました。

「セレッソの森 スタジアム構想」は、現在のキンチョウスタジアムを改修することによって「育成型複合スタジアム」を目指すものです。

会見では、大阪サッカークラブ株式会社代表取締役社長 玉田稔、一般社団法人セレッソ大阪スポーツクラブ代表理事 宮本功が出席し、スタジアム改修の背景や改修計画の概要についての説明を行いました。


というわけで正式発表がきました。
恐らく指定管理が通ったのと、クラブライセンスの結果が出てヤンマースタジアムのトイレの件を指摘されたのもあって
このタイミングでの発表になったのでしょう。
では気になるイメージ図を。

kousou.jpg


見た感じ、現メイン側にはあまり手を入れず、ゴール裏を大幅に拡大。現バックスタンド側は大きくなり、屋根がつく。
ただ他の記事を見ていると手を付けるのは西側と南側。北側はイメージ図では変更してますが、実際にはないのかも。
これ、多分今回の改修では3万ぐらいになるんじゃないでしょうか。
最終的に4万と言っているのはメイン側をいじった時でしょうね。

よく見ると、現バックスタンド側の中央に通路があり、最前列は地面を掘って下から観戦しているようにも見えます。
プレミアの最前列みたいなイメージといえばよいでしょうか。
そしてバックスタンドの屋根の下はボンボネーラみたいなVIP席なのか2層目なのかわかりませんがスタンドがあります。
ここである程度席数を稼いでいるようです。あとは屋根にはソーラーパネルが見えます。
現アウェー側スタンドには屋根がつき、透明の材質を使って芝に光が届くように配慮されています。
コーナーの下には空間があり、北西コーナーの下には風の通る穴があるのかな?

イメージ3

イメージ図から地図に落とし込んでみた図がこちら。
改修前後の違いはこんな感じになりそうです。もちろん上が北です。
右下の台形が臨南寺のお墓です。
イメージ図を見て南東のお墓にかかってるという人もいるようですが、南側はゴールラインからスタンドまでが現状で25mあります。
日当たりの問題上ギリギリまで寄せるかはわかりませんが、その分詰めるとスペースはとれるので、お墓をつぶす必要はありません。
メインスタンドの南端がコーナーと被る部分(黄色△)ができますが、ここは座席の配置を変えてコーナー席になるイメージでしょうか。
北側からの図がほしいところです。

また、北側スタンドの左上が斜めになっているのは、
この図を見ればわかるように道路があって公園の土地自他が斜めになっているからです。
あとは西側スタンドの外の道。天王寺大和川線のという歩道の計画があるここも注目したいところです。


日刊スポーツの記事によると、17年に着工して19-20年に完成。
費用は50億円で、totoの助成金を使うとか。
ただ、先日も言った通り現在totoの助成金は新設スタジアムでしか募集していません。
ひょっとしたら来年度・再来年度には改修スタジアムでも使えるようになるのかもしれません。
足りない部分は例のごとく募金で賄うとのことで、前例があるだけにスムーズに運ぶでしょう。
完成後は市に引き渡すとありますが、元々キンチョウのゴール裏立ち見席はセレッソが作って市に引き渡してるので、
規模が違うだけでやってることは同じです。お隣の真似という人もいますが、こっちが先ですよねw

また、改修後はヤンマースタジアムからキンチョウスタジアムに移行し、
ヤンマースタジアムは使わない方向になるということを明言しています。
恐らく以前ここで書いていたように他の興行で使うことになるのでしょう。

感想としては、四隅もうまく座席にして人数を稼いでいるなという印象。
もっと大きなスタンドが何層か積み重なったスタンドというのを予想していましたが、こっちの方が全然いいです。
ともかく動き出した計画。今後に期待です。


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長居公園の指定管理者選定について  

本日、大阪市のHPにて長居公園の指定管理者の選定についてのリリースが来ました。
http://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/page/0000327798.html
http://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/cmsfiles/contents/0000327/327798/01nagai.pdf


大阪市では、長居公園、長居陸上競技場及び長居公園地下駐車場ほか11施設の指定管理予定者の選定にあたり、外部の有識者等からなる指定管理予定者選定会議を設置し、審査を行い、このたび、次のとおり指定管理予定者を選定しましたので、お知らせします。
今後、市会の議決を経て、指定管理者として指定を行う予定です。

申請団体(1団体)
 長居公園スポーツの森プロジェクトグループ
構成員)
 一般社団法人 セレッソ大阪スポーツクラブ
 一般財団法人 大阪スポーツみどり財団
 株式会社 NTTファシリティーズ
 関西ユニベール株式会社
 シンコースポーツ株式会社
 モリタスポーツ・サービス株式会社
 タイムズ24株式会社


前回の指定管理者が大阪スポーツみどり財団とミズノ・三菱エレベーターシステムだったのが、
既報通りセレッソ大阪の名前があり、ノウハウのある他の企業・財団が参加しています。
なお、ここに上がっている企業としては、 NTTファシリティーズが大阪城公園のパークマネージメント事業者の一員となっています。
以前言っていたここに関係する企業というのはここを想定していたわけではないですが、
運営に関するノウハウは持っていそうで、次の展開があれば何らかの繋がりが期待できそうです。


セレッソが指定管理に関わることで何が変わるのかというと、
ヤンマースタジアムとキンチョウスタジアムをメインで使っているセレッソの意向が反映しやすくなることで、
今後予想される改修話が進めやすくなるのはもちろん、総合スポーツクラブとしてもいろいろ出来るようになるのでは。

今後のスケジュールとしては議会の承認が残っていますが、
9/25に始まった議会の議案にはまだ上がっていません。
例年の進め方だとこの時点で上がってない議案は次に回されてる模様。
何か特別なやり方があるかもしれませんが、11月に選挙があるので、それが終わってからの承認になるかもしれません。

京都サンガの亀岡新スタジアムの建築面積の報道について  

亀岡スタジアム 面積が基準超
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2015148371.html

今回は京都の亀岡市にできる新スタについて。
建蔽率(建ぺい率)が上限の12%を超える16.6%になりそうとのこと。
普通に考えて設計でなんとかする方向で進めるんでしょうけど、3割も減らすのは結構大変です。

建ぺい率とは敷地面積に対する建築面積(建坪)の割合のことで、亀岡の場合は23100㎡になりそうとか。
都市公園にスタジアムを建てる場合、この上限は通常の建ぺい率制限に10%上乗せされ、
通常は2%なので計12%が上限になります。
これは公園はオープンスペースという考え方があり、あまり建物を建てないようにするという方針になっているからのようです。
ただ、この基本の2%の部分は地域のニーズに合わせて自治体が条例で変えることができるらしく、
大阪市の場合はこれが4%になるように条例を変更する予定があるようで、計14%が上限になりそうです。
http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000282991.html
(京都市も同様の検討をしているようです)

条例については時間がかかるでしょうしからとりあえず置いといて、
この23100㎡の数字の妥当性についてちょっと調べるため、比較を新万博でやってみました。

新万博は敷地面積210m×160m。建蔽率を算出するために建物部分だけで考えるため、
手元にあったキンチョウスタジアムの芝生部分の数字(118×71m)を引っ張ってきます。
(広域避難所に設定すればピッチ部分は建蔽率の算出対象から外されるとか
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%A0
 http://www.d7.dion.ne.jp/~xmot/hama-st.htm
 http://www.yurindo.co.jp/static/yurin/back/398_3.html 参照)
これに芝生からスタンドまでの距離を最短の7.5mを基準にしてみます。
(210m×160m)-(118m+7.5m+7.5m)×(71m+7.5m+7.5m)=22162㎡
報道にある23100㎡よりも少なく、4万人規模のスタジアムより大きいっておかしいような。
他の設備込みなのかもしれませんが、なんか報道に出ている数字って計算間違ってない?とも思います。

http://blog.domesoccer.jp/archives/51964070.html
こちらにある設計図での建物の面積を算出してみると1.62万㎡(4隅の丸み部分無視)なので、
ここから結構大きくなっているような。
このサイズにすると一応上の記事の建ぺい率に収まる計算にはなります。
なお、他ではイメージ図が出ているでは4隅に席がない吹き抜け状態。
ここも建造物ではないので除外すると12600㎡という数字が出ます。
(但し185m×145mの大きさなんで、23100㎡という数字の根拠がアレですが。)

ちなみに23100㎡を165mで割ってみると140mという数字が出ます。
つまり165m×140mというスタジアムの敷地面積は、報道に出ている数値と一致します。
(参考:日立台が152m×130m)
ひょっとして、この記事はピッチ部分も含む計算になってるのではないでしょうか。
だったら上に書いた広域避難所に指定すればかなり削減できそうな。
165m×140mで上の新万博の式を使って計算すると12936㎡という数字になり、記事にある16680㎡は余裕でクリアできます。
なお、キンチョウスタジアムの場合はスタンド部分だけで1.2万㎡より少し少ないぐらい。
単純には比較できませんが、4隅がない分抑えられているように思えます。

建蔽率は他のスタジアムでも問題になっていて、野球の横浜スタジアムなんかは建物の面積を抑えるために
接地する部分を狭くして高くなるほど外に広がる形にしていたという話もあるようです。
建ぺい率は地図上の接地する部分の面積で計算するので、こんな裏技もあるようです。

あと考えられるのは公園用地を増やして公園の敷地面積を増やすやり方。
さすがにこれはお金がかかるのでやらないでしょうが、力技でできるやり方ではあります。

色々周囲の雑音が大きいようですが、この件のせいで建てられないと確定したわけではないので、
なんとか解決してほしいところです。

ファンセの噂  

今日のスポーツ朝鮮に「ファンソンホン監督、セレッソ大阪と仮契約?」なんていう噂が流れていたようなので、
原文をあたってみました。

http://sports.chosun.com/news/ntype.htm?id=201509160100169510011828&servicedate=20150915

(以下Google翻訳そのまま)

噂の骨子は、黄監督が日本Jリーグセレッソ大阪の監督に仮契約を結んだということだ。
噂はまるで事実であるかのようにかなり具体的だった。
P級指導者資格がなかった黄監督が今年の資格を取得すると、セレッソ大阪指揮をとることになっているということだった。
7月末から8月中旬までP級指導者の教育のためにドイツに出発前に日本で飛んで契約を終えたという話まで飛び交った。
サッカー界に知る人はこの噂を接したほどだ。黄監督は14日、スポーツ朝鮮を介して強力に噂を否定した。
彼は「(私はセレッソ大阪と仮契約をしたという噂は)ナンセンス話だ。なぜこのような噂が流れて出理解をできないよ」
と風変わりな反応を見せた。


去年セレッソと交渉したという報道がありましたが、
その時は確か日本のS級相当のライセンスがなかったので立ち消えになりました。
夏にP級指導者資格を得るためにドイツにいったようですが、韓国でやるなら必要がないのも確か。
(P級指導者資格というのが何かわかりません(ドイツはS級だったような。P=プロのP?)が、
文脈からいうと多分日本のS級相当なんでしょう。)

実はファンソンホンは今年で契約が切れるらしく、その延長交渉が始まる時期。
ただ、クラブ側はスポンサーのポスコが予算を30%削減するなんて話もあるようで、
契約については「シーズンがおわってから」とのコメントが出ているようです。

ちなみに今日流れていた話では、ポス子が新日鉄との裁判で300億円だったかな?和解金を払うということで、
親会社の支援が期待できないという話には信ぴょう性がありそうな雰囲気です。
今回の記事では噂を否定していますが、去年セレッソと決裂した要素が
・契約が残っていた
・ライセンスがなかった
という点で、今オフには両方ともクリアされている可能性が高そうだということは気に留めておいたほうがよさそうです。

記事では今のセレッソにほとんど触れていないですし、
セレッソ側としても、この時期に仮契約するもんなのかな?とも思うんで、
現地の誰かの思惑があって流れた噂なんでしょうが、
ライセンスの件といい予算の件といい、変にリアルな気がします。

セカンドチームJ3参加の議論開始?  

J2・2軍チームのJ3参戦を検討 若手の実戦経験不足が課題
http://www.sanspo.com/soccer/news/20150908/jle15090819170002-n1.html

 Jリーグは8日のJ1~J3合同実行委員会でJ1、J2クラブの2軍に当たるセカンドチームをJ3に参戦させる案を議論した。実戦経験不足が課題になっている若手強化のため。早ければ来季からの導入を視野に検討を続ける。

というわけで、セカンドチームのJ3参戦に向けての議論が始まったようです。
来年からやるならそろそろ話題が出てこないとと思っていましたが、やはり出てきたようです。
もしやるなら、
・お互いのカテゴリーを自由に行き来できる仕組みを作れるか
・昇格降格はどうするのか
・ホームスタジアムの扱いをどうするか(J22みたいにホームなしにするか、ホームスタジアムがトップの開催日と被らないように日程を弄るか、前座の試合はOKなのかetc.)

とかのレギュレーション上の問題もありますが、来年に間に合うのかどうか。
セレッソはこれに備えて去年多めに新人をとってますし、前向きなクラブなのは間違いないでしょうね。

キンチョウスタジアム大改修のお話 その2(長文注意)  


ここのところ、セレッソのホームスタジアムがある長居公園絡みで様々な話が流れてきています。
先日の改修の件も含めていろいろ書いていこうと思います。
内容的には「どんなスタジアムになるか」ではなく「改修の背景」「どうやって作るか」「関連規約の紹介」なので、
前者を期待する方はゴメンなさい。
なお、この記事にある内容は、公開されている情報をベースにしていますが、
資料が古い・他の規約で上書きされているなんてこともあります(そのため何度か書き直してます)。
もしそういうのがあればごめんなさい。


<セレッソ大阪が長居公園の指定管理者に名乗り>

セレッソ大阪が長居公園の運営に名乗り 指定管理者申請へ「クラブの価値を高めたい」
http://www.sankei.com/west/news/150720/wst1507200011-n1.html
http://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/page/0000310711.html

まずはこの話題から。長居公園の指定管理者が平成28年3月31日で切れるため、
大阪市がその後の指定管理者を公募しています。
そこにどうやらセレッソが名乗りを上げているという報道です。
長居公園にはヤンマースタジアム・キンチョウスタジアムがあり、その他駐車場や植物園など様々な施設があります。
そこの指定管理者になるということは非常に大きな意味を持つことになります。

指定管理者のメリットは色々ありますが、ざっと抜粋すると次の通り。
・収入の一部を市に納める必要があるが、それ以外の収入が指定管理者の収入になる
・試合運営に関するコストを低減できる
・施設の利用の優先度を調整できる
・施設を使った事業がしやすくなる
単純に収入の面でも大きいですし、スポーツクラブとしての活動もやりやすくなります。
そしてなにより、スタジアムの運用・改修に関する規制が緩和され、発言力が大きくなってきます。
ただ、事業といっても「公園利用者のためになる」「公園を利用する機会を増やす」というのが前提なので、
例えばスタジアムの中に◯◯モールを作るといったことは基本NGなようです。
なので、長居公園にメガストアを作るのは難しいかもしれません。
コンビニが認められたのは、公園利用者に飲食物や雨具などの販売場所を提供する売店は前からあったので、
新規参入を許可したってことなんでしょう。

報道によると、さすがにセレッソ単体ではノウハウもないので、他の団体と協力する形になるということです。
大阪市の他の公園はどうなのかと調べてみると、大阪城公園のパークマネージメント事業者の一つに
最近セレッソが経営しだした舞洲の駐車場を運営している企業の系列のような名前が見当たります。
ここら辺と組んでるのかな?

以前の長居公園の指定管理者選定スケジュールを見ると、
申し込み期間から一ヶ月後にヒアリング・その一ヶ月後に結果発表となっています。
HPを見ると8月末に指定管理者の申し込み期間が終了、9月中にヒアリング&採点ということで、
今月中には何らかの結果が出そうで、その後10月中には市会で承認という流れになりそうです。

予想ではシルバーウィークの前の週に質問項目洗い出し&仮採点、
9月最終週かその前の週の週末前にヒアリング&採点と読みます。


<キンチョウスタジアム改修>

キンチョウスタジアムの改修という記事が先日の読売新聞に載っていました。
私もそれに関する記事を書いています。
内容を再掲しますと次の通りです。
・大阪市などが計画
・4万人規模
・メインスタンドとバックスタンドを建て替える
・一部は3層になる
・費用は40億円
・五輪対応にしたい

五輪に対応できるようにしたいということで、大阪府サッカー協会も絡んでそうな雰囲気。
五輪対応ということはそれなりに整った施設になるはずで、JFAの指針でいうクラスSの施設になるのでしょう。
屋根が必要になるでしょうし、ゴール裏も座席になるかもしれません。
ただ、今回の改修が40億円ということで、メインスタンド・バックスタンドがそれで作れるのかな?とも思います。
前のエントリでは鳥栖のベアスタの構造に触れましたが、
ひょっとしたらこの工事では照明を含まないといったように、段階的に改修するのかもしれませんし、
市が出すのが40億円(助成金やセレッソなどが一部の費用を持つetc.)という可能性もあります。

指定管理者のドキュメントを調べていると、
大規模改修の場合は指定管理者ではなく大阪市がやるというようなことが書いてあります。
記事で大阪市が主導しているような記述なのは、そういう経緯もあってのことでしょう。


<なぜ今キンチョウスタジアムを改修するのか>

特に他サポからこういった意見があるようですが、簡単にその背景をあげておきます。

①キンチョウスタジアムの老朽化
キンチョウスタジアムは長居球技場として建設されたのが1987年で、築30年近くになります。
(阪神大震災も経験していたりもします)
キンチョウスタジアムとして使い始めた時にはゴール裏こそ新設されましたが、
メインスタンドとバックスタンドはほとんど手を入れていません。
ピッチが見にくい見切り席があったりいろいろ古いところも目立ってきたりして、
そろそろ建て直しの議論が出てもおかしくない時期にきています。


②天王寺大和川線の計画について
先日のエントリでも書きましたが、キンチョウスタジアムと阪和線の間に大阪市が道(天王寺大和川線)を作る計画があります。
http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000010519.html
元々阪和線の高架工事に伴ってあいた古い線路のスペースを利用して道を作る予定で、
キンチョウスタジアム裏でいうと今は駐輪場になっているスペースがそれにあたります。

kincho_back_ura.jpg

ここを使えればという意見をよく聞きますが、残念ながらここは遊歩道になる予定です。
もしかしたらまだJRの土地かもしれませんが、市は道路の予定地を順次買い取っていく方針になっていて、
これは現市長の橋下氏も議会でそう発言しています。
大阪市の議事録を漁っていると、平成29年度には一部区間を着工したいとのことです。

http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/cmsfiles/contents/0000010/10519/3-5.pdf
このPDFでは「長居公園との一体的な空間」なる文字があり、何らかの連携はありそうな雰囲気です。

ちなみに「道路の上の空間にスタンドをせり出すようにできないか」という意見がありますが、法令上は可能です。
http://www.rirs.or.jp/business/biz-solid-qa.php
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%8B%E4%BD%93%E9%81%93%E8%B7%AF%E5%88%B6%E5%BA%A6
http://www.city.osaka.lg.jp/templates/kisoku_kohyo/toshikeikaku/0000302901.html
ただし、都市再生特別地区や地区計画に指定されている必要があり、
長居公園周辺は指定をとるところからになります。

今のキンチョウスタジアムのメインスタンドは西日がモロにあたります。
これを解消するために、鶴ヶ丘駅に近い西側のスタンドをメインスタンドにするという考え方があります。
そちらに入り口を作るとすると、鶴ヶ丘駅〜西側スタンド間を大量に行き来する人の動線や待ち列を考えて、
天王寺大和川線もそれを考慮した形にしてもらう必要があります。
道路の上の空間を活用する考え方もありますし、工事関係車両が使えるようにこの区間だけ完成を待ってもらう考え方もあります。
これらの考え方を計画に絡めていくには、計画段階で織り込んでもらうしかないでしょう。
キンチョウスタジアムの改修と時期が被りそうで、丁度いいタイミングでもあります。


③クラブライセンス及び安全面上の問題
クラブライセンスの規約では、屋根について全ての客席を覆うことが望ましいとされています。
現状ヤンマースタジアムもキンチョウスタジアムも満たしておらず、将来的にこの項目が必須になる可能性もあります。
また、前回の審査ではヤンマースタジアムの洋式トイレの数が引っかかっています。
こちらの面で改善計画を出す必要があったという事情も追記しておきます。

また、長居公園では数年前にコンサートの入場待ちの時に雷が落ちて亡くなった方がいます。
あれ以来、再発防止で雷に対してとても敏感になっています。
先日の千葉戦で、試合開始前に近くに雷が落ちて試合開始が遅れたことを覚えていますでしょうか。
この時、付近の人はヤンマースタジアムやキンチョウスタジアムのコンコースへ避難していましたが、
キンチョウスタジアムで雷から避難できる場所はメインスタンドの屋内しかありません。
これが試合中だった場合、バックスタンド側から避難していたら不測の事態(落雷だけでなく移動中の転倒とか)が
起きる可能性も0ではありません。
この問題を解消するためには、現バックスタンド側(西側スタンド)にも屋内の避難スペースを作る必要があります。
おそらくクラブライセンスの監査だけではなく、消防関係など各方面からそういう指導があるはずで、
安全面を考えると早急にやらないといけない案件です。
個人的にはこれが一番大きな要素なんじゃないかと思います。


<4万人規模の理由>

元々セレッソには、クラブの成長と共にキンチョウスタジアムを改修して規模を大きくしたいという考えがありました。
これは長居球技場を天然芝にした時から言っていたことで、サポーターも聞いたことがあるはずです。
上の③に書いた西側の避難スペースを作ると、必然的に規模が大きくならざるを得ないという事情もあります。
ただ大規模改修は市がやることになっていて、市をその気にさせる名目が必要なのは間違いありません。
何を名目に、席数の数値目標をどこに置くかが必要になってきます。

2020年に東京五輪というイベントがあります。
五輪サッカーは、五輪が開催される都市だけでなく別の地域で開催されることも珍しくありません。
招致時には味スタ・宮城・札幌・埼スタ・日産が候補になっていましたが、
以降の候補地の選定基準は4万人規模の専用スタジアムとされ、カシマ・豊スタ・新万博の名前が上がっています。
ただ、開催スタジアムの数の上限は特に決まっていないといい、更に増やす可能性もゼロではありません。

また、日本は将来的にW杯を招致しようとしています。
FIFAのW杯を開催するスタジアムの規定は年々アップデートされ、今は2002年より厳しくなっています。
屋根が全面にあること、トイレの数、全席座席(立ち見席なし)など、
当時作ったスタジアムの大半は今の基準に合いません。
それに合わせるとなると五輪の基準やJFAのクラスS基準に合わせる必要があり、
4万人規模・屋根あり(立ち見席の座席化も?)などもクリアする必要があります。

大阪市としては、いずれ老朽化したキンチョウスタジアムを改修しなければならないのはわかっていることです。
それを前倒しして五輪に絡めるというのは、市としても魅力的な話。
クラブ的には、この機会を逃すといつになるかわからないW杯招致のタイミングか、
それほど近くない、自前で予算を用意できたタイミングになってしまうでしょう。
だったら、大型改修できるタイミングで規模を大きくしておきたいとクラブが考えるのもわかります。

逆に4万席未満にした場合はどうか。
予想される席数は現状維持か少し多いぐらいの2万5000〜30000席といったところでしょうか。
この場合、ダービーや大きな試合はヤンマースタジアムでやることになり、
ヤンマースタジアムを使うべき予想観客動員数のラインが少し上がって年5試合が3試合とかになるくらいで、
スタジアムの運用としては今とそんなに大きくは変わらないでしょう。
そして次に規模を大きくしたい時に、市が首を縦に振ってくれるかどうか。



<維持費と改修費用への税金投入の問題>

こうした改修の場合、どうしても維持費や税金投入云々の話が出てくるでしょう。
その辺りを検証してみます。

長居公園の場合、基本的に維持費については市ではなく指定管理者が持ちます。
その代わり、市は(管理運営にかかった経費)−(各収入)の金額を参考にした業務代行費を指定管理者に対して支払います。
市としてはこの業務代行費が上がるのはいい顔をしないでしょう。
ここで注目すべきは収入の部分。これが増えれば業務代行費が下がることになります。
他のスタジアムの場合はスタジアム単体で考えないといけませんが、
長居公園の場合は指定管理の単位が公園全体なので、公園全体での収支を考えればよいというのが大きいです。
これについては後の項目で触れる予定です。

改修費用への税金投入については、いずれ老朽化で建て直さないといけないので必要なお金であることも事実。
新聞報道で40億円という数字が出ているので、この金額をベースに話を進めますが、
他のスタジアムに比べて比較的安価になっていることから、まだ受け入れやすい話です。

長居公園では、施設にネーミングライツが導入されています。
ヤンマースタジアム+ヤンマーフィールドで年1億円、キンチョウスタジアムで3600万円が市に入ります。
計算上はこの価格を維持して全額突っ込めば、29.4年で40億円に達します。
ちなみにキンチョウスタジアムは1987年にできたのでほぼ築30年。
次の改修が30年後と考えると報道の40億円の根拠がここにありそうで、
必要な分を借り入れして、その返済にネーミングライツのお金を使うというやり方が取れなくはないです。
(利子分はネーミングライツ更新時の金額の上昇分で相殺する計算とします)
ただ、現状ネーミングライツのお金は修繕費用などにも使われているようなので、実際にはもっと遅いペースになるでしょう。


http://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/page/0000019437.html
大阪市には大阪市スポーツ振興基金という積立金があるそうです。
http://www.city.osaka.lg.jp/gyouseiiinkai/cmsfiles/contents/0000112/112106/H24hokatugaibukansa3.pdf
こちらの95ページにその基金の監査資料がありますが、基金の積立方針は
「大規模競技大会の開催時及びスポーツ施設の大規模改修の必要が生じた際に、その経費を賄えるよう積み立てる」
というもので、平成22年からネーミングライツのお金がここに投入されているようですが、
ネーミングライツのお金が全額投入されているわけではないようです。
ただ、平成27年3月段階の残高を見ると2.8億円。スタジアム建設にあてるには全然足りないです。
平成25年度に比べて1億円ちょい増えているのはヤンマースタジアム分でしょうか。今後は安定して入りそうな気もします。


スタジアム建設にはtotoの助成金(Jリーグホームスタジアム等整備事業)も使えます。
関係する規約→http://www.jpnsport.go.jp/sinko/Portals/0/sinko/sinko/H27boshu/kuji_youkou_27.pdf
これの別記1の2-(1)がそうで、国体絡みの新設・改修しかなかったのが平成25年度から追加になっています。
調べていくと、隣の新スタ絡みで規約が変わりJのホームスタジアム用の枠ができたようです。
http://www.jpnsport.go.jp/sinko/Portals/0/sinko/sinko/H27boshu/H27daikibo_tebiki.pdf
上記URLの26ページを見ると、スタジアム建設の限度額は30億円となります。
ただ規約上は新設・改修共に適用されますが、平成27年度の募集要項上は新設スタジアムのみが対象になっています。
おそらくtoto側の予算の関係で助成できる案件の数を絞るため、新設のみの募集要項になっているのでしょう。
来年度に規約変更になる可能性もありますが、とりあえず置いときます。

totoの補助金で既存施設の改修に関係するのはこちらになるでしょうか。
http://www.jpnsport.go.jp/sinko/Portals/0/sinko/sinko/H27boshu/H27shisetu_tebiki.pdf
67ページの「スポーツ競技施設の大規模改修等」の場合は限度額が10億円。かなり下がります。
ただ、プレーに関係する部分に対しての補助金なので、
照明だけとかなら可能なようですけどスタンド部分には使えなさそうです。

totoの五輪に関する特例措置で賄える可能性についても考えてみました。
http://www.jpnsport.go.jp/sinko/Portals/0/sinko/sinko/H27boshu/H27_oripara_youryou.pdf
ここの大規模競技場機能補完施設整備助成なんか、ちょうど助成対象経費が40億円(助成金そのものは30億円)で
報道の予算とぴったり合うんですけど、会場に隣接する施設に対しての補助っぽいので少し違いそうです。
これが可能なら「そら五輪対応を宣言するわな」って感じですが、ちょっと無理目です。
他の項目は施設ではなく運営面に対しての補助を想定しているようなので、これも違いそうです。
よくよく調べてみると、会場の建設については基本的に都がやる(新国立競技場は別)ことになっていて、
そちらはある程度積立金があるようでそこから賄えるのでtoto側は想定していません。
また、新国立競技場にtotoが投入される件は別口で売り上げの5%(10%?)を投入できるように動いているので、
今回みたいなサッカー会場の改修は想定していません。

となると、来年度以降の募集要項が変わらない限り、
キンチョウスタジアムを改修する場合はtotoの助成金では賄えないことになります。
(照明・トイレ単体での助成はあり得ますが)

他の方法として、国の補助を使う方法もあります。
http://www.mlit.go.jp/page/kanbo05_hy_000213.html
上記URLは社会資本整備総合交付金についてのページです。
南長野運動公園のケースでは社会資本整備総合交付金の公園整備補助費(費用の半分を補助)が適用されたらしいです。
他の申請とかの兼ね合いで満額支給されるかはケースバイケースなようですが、南長野では満額支給されたようです。
キンチョウスタジアムの場合は、現時点ではこれを使うのが現実的です。
ちなみに南長野運動公園では改修だったことからこちらを使ったようですが、
これを使うと規約上totoの助成金が貰えなくなるようです(ひょっとしたら、照明だけとかは可能かもしれません)。
南長野運動公園の場合は38億円支給されたということで、totoより金額が大きいです。
満額支給されるかという懸念はありますが、費用によってはこちらを使ったほうがよいかもしれません。


あとはセレッソ側やスポンサーが資金を出す可能性もあります。
上記の大阪市スポーツ振興基金振興基金は市民・法人の寄付も受け付けているようで、
仕組み上はここに寄付することで資金を投入することは可能に見えます。
寄付なので税制上の優遇措置もありそうですし、クラブハウスを作った時のセレッソの森プロジェクトや
お隣の新スタ建設時の寄付でその辺りが周知されているので集めやすい状況にあるのではないでしょうか。


<キンチョウスタジアムとヤンマースタジアムの使い分け>

キンチョウスタジアムの規模が大きくなってヤンマースタジアムと同じくらいの規模になると、
ヤンマースタジアムとキンチョウスタジアムの使い分けをどうするのかという問題が発生します。
現在は観客の少ないカードはキンチョウ、多いカードはヤンマーという使い分けですが、
キンチョウを4万人規模にするとなると、ここをどうしていくのか。
おそらくセレッソはキンチョウスタジアムでやるようになり、ヤンマースタジアムの稼働が落ちていくのでは。

http://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/page/0000318142.html
指定管理者のHPの机上説明会の資料が大阪市のHPに公開されています。
上のURLの資料24によるとヤンマースタジアムの稼働率は40〜50%です。
このうちサッカーの年間10〜20試合がキンチョウスタジアムに移ると、
ヤンマースタジアムとしてはその分の収入がガタ落ちになります。
サッカーで考えると、セレッソだけでなく他の試合をもっとやる必要があるように思います。
例えば代表戦であったり、海外クラブとの試合であったり。
ただ、1万人クラスの動員を年間10〜20試合も増やすのは現実的ではありません。

ヤンマースタジアムはサッカー以外でも様々な用途に使われます。
長居公園の他の施設に比べて箱が大きいだけに、人をたくさん呼べるスタジアムです。
上のURLの資料23を見ると、有料開催(使用料3倍)なのはサッカー、アメフト、ラグビー、ラクロス、そしてコンサート。
単価の高い有料イベントを増やせると、稼働率が上がって公園利用者が増え、収入も大きく変わります。
セレッソがキンチョウスタジアムをメインにしていくことで、
ヤンマースタジアムはそういった収益を出すイベントを増やしていく方向になるのでは。
有料開催の中から、一番動員が多く様々な設備を使うのはコンサート。
一部大物アーティストはスタジアムばかり回るスタジアムツアーを開くなど、需要はありそうです。
ここの利用を増やしていくことを考えてみます。

コンサートではステージを組んだりリハーサルをしたりと準備に時間がかかり、
同じ場所で連日開催するなど、施設を使う日数が多いのも特徴です。
コンサートの準備についてですが、芝のあるスタジアムではその保護のために工夫が必要です。
できるだけ芝に直接触らないように芝の上を覆う床を作り、その上に観客席を作るイメージです。
しかし、芝生に直接触れる箇所が少ないとはいえ、日光や風通しの面で芝がダメージを受けてしまうので、
コンサートが終わった後は養生期間をとる必要があります。
というわけで、できるだけまとまった期間を確保できるようなスケジューリングが必要になります。

現状ではJリーグは日程が年初めにならないとわからずセレッソがどちらのスタジアムを使うか決まらないので、
コンサート利用には制限がかかっています。
セレッソがキンチョウ開催に移行すると、まとまった期間をヤンマースタジアムのコンサートに割り当てることができ、
使う方からも施設を管理する方からもメリットは大きいです。
維持費のところで書いた、収入がポイントになってくるというのはまさにこの部分で、
収入を増やすことで市の支払う管理代行費が減ることになり、市へのアピール材料になります。

この考え方を実現するにはほぼ全ての試合をキンチョウ開催にする必要があり、
そのためにはダービーなどの満員が予想される試合でもキンチョウスタジアムで開催できるように、
4万人規模のスタジアムになることが必要になります。
今年はセレッソがJ2でプレーするということで夏のまとまった期間をコンサートで使っていましたが、
キンチョウスタジアムが大きくなればこういった流れになっていくのでは。
よそでは味スタなんかがコンサート後に芝が痛んでいろいろ問題になっているようですし、
サッカー利用がメインのスタジアムと稼働率・使用料を稼ぐスタジアムで分けるというのは、
コンサート開催における芝問題の一つの解決策でもあり、スタジアムを複数持つ長居公園の強みでもあります。

この記事ではコンサートを例にしましたが、セレッソが使わなくなった分他が使えるようになるので、
ヤンマーフィールド(稼働率80-90%)からシフトしてきたり、他のイベントを誘致する流れは変わらないと思います。
それがサッカーなのか、コンサートなのか、別の何かはわかりませんが、
指定管理者に手を挙げるなら、ある程度の計画は持っておく必要があります。


<最後に>

神戸にはW杯で専スタができました。お隣の専スタはほぼ完成し、京都は亀岡に専スタを作ることが決まりました。
関西のスタジアム環境が格段に上がりつつあります。
そういう流れの中、セレッソもキンチョウスタジアムを改修する話が具体化し、
長居公園の指定管理者に手を挙げるなんて話も出てきました。
今回の記事はその辺りの事情と関係しそうな規約などをかき集めてみましたが、議論の叩き台になれば幸いです。
まだまだここに載っていない(載せていない)事情や計画もあるでしょうし、次の情報公開が楽しみです。

特別指定選手制度  


今回は特別指定選手制度についてのお話です。

特別指定選手制度とは、高校・大学などのサッカー部やJクラブの下部組織以外のクラブに所属する選手が、
その組織に所属したままJクラブの試合に出場出来る制度です。
http://www.jfa.jp/youth_development/honor_players/

基本的に卒業後に受け入れ先のクラブに入団すると公表されている選手にはスムーズに承認されますが、
進路が未定の選手については所属元・本人・受け入れ先で覚書を交わした後に承認されます。
但し、その覚書を交わしてから3ヶ月の間に20日間の活動実績があるか、
1試合の試合出場もしくはベンチ入りがなければ、特別指定を継続する事ができなくなります。
先日のJFAの選手登録・抹消のリリースで、セレッソが特別指定していた関学のGK村下選手が抹消されていましたが、
それはこの絡みなのかもしれません。

この3ヶ月で練習参加20日というのは結構ハードルが高いです。
土日はどちらかが試合開催日のことが多く、Jクラブ側で練習がなかったり現所属チームで試合に出たりと
なかなか参加することができず、
平日に参加できる環境か夏休みに集中して参加するかでないと、なかなかクリアできません。
特に高校生を特別指定した場合、遠隔地のクラブへ行くのは非常に難しいでしょう。
となると、行き先が確定していない選手の場合、地元のJクラブに特別指定されるケースが多くなるのもわかります。
そういった地元のクラブに特別指定され、そこで居場所を見つけて入団となることも多々あります。
特別指定が就職先決定に直結するのは否定できません。

ただ、特別指定選手制度は選手をより高いレベルでプレーさせることができるというもので、
その選手の進路を拘束できる制度ではありません。
FWの田代有三選手が特別指定選手となったクラブとは違う鹿島に加入したように、
特別指定となったクラブと違うところに加入するのはよくあるケースです。
セレッソで言えば福岡に特別指定されていた福岡大の木本選手が来季加入内定しています。
木本選手の場合は地元のクラブでDF陣に怪我人が出たことで特別指定された様子ですが、
どちらかというとボランチの選手で、しばらくすると怪我人が戻ってきて特別指定を解除になり、
その後セレッソへの加入内定が発表されていました。

特別指定は2種登録チームに所属する選手がJリーグ主催の試合に出ることができるというものです。
よって、JFA主催の天皇杯には出場できません。(名古屋のDF大武選手なんかがこれに引っかかってましたね)
レアなケースなので忘れがち(自分も前にこれを書いてながらすっかり忘れてました)ですが、覚えておきましょう。

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