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最初に言っておきますが、タイトルから政治的な部分でクローズアップされるかもしれませんが、
サッカー選手の所属に関連する部分のみ取り扱います。


ご存知の通り、韓国には兵役義務があります。
成人男性は30歳までに入隊し、2年間の兵役につくという義務があります。
その対象は男子全員で、サッカー選手も例外ではありません。
入隊時期は個人で決めることができますが、一般的には大学在学中に入隊するとのことです。

色々調べていると、兵役は30歳までに入隊しないといけない説と29歳までにという説があります。
この辺り、ソースが不明瞭なのではっきりいってよくわかりません。
ここでは29歳説をベースにします。
もし30歳説が正しいなら、年齢のところを全て+1してください。

2016/10/25追記
冒頭で○○歳までに入隊という話をしましたが、○○歳までに兵役完了という説もあります。
実際、入隊なのか完了なのかを示す1次資料を見つけられていません。
2016年末の鳥栖・金民友選手のケースでは30歳完了説を採用し、26歳になるシーズンがラストという記述があります。
あらゆる可能性を調べたということらしいので恐らくこれが正しいのでしょう。
1次資料ではありませんが、信頼できそうな事例として扱えるかもしれません。
このエントリの記述でいうと28歳説になるので、以降の年齢を-1して読み替えてください。


基本29歳までに入隊しなければならないとして、
注意すべきなのは韓国は数え年を使うということ。
つまり、1月1日で自動的に加齢するわけですね。
よって、日本式の年齢では28→29歳の年に入隊する必要があると。
(29歳説と30歳説もこの辺りに絡んでいるかもしれません)


サッカー選手も例外ではないと言いましたが、
サッカー選手には優遇措置があります。
その1つは、軍隊(もしくは警察)の持つクラブでプレーを続けられると言う事。
軍隊に入ると、高いレベルでサッカーをすることができなくなり、
兵役後のプレーに影響する可能性があります。
そのリスクを軽減するために、兵役中でもレベルの高い環境でプレーできるチーム、
軍隊の持っているクラブでプレーできるようにしているようです。

韓国には尚州尚武FCという軍隊のクラブがあります。
軍隊にいながらトップレベルでプレーできると言う環境はここだけなので、
トップクラスのサッカー選手はここに入りたがります。
ただ、ここに入るには「Kリーグのクラブに所属している事」という条件があります。
このため、外国でプレーしている選手は、日本式の年齢でいうと、
最悪27→28になるタイミングで一度Kリーグに移籍する必要があるということです。


セレッソでいうと、キムジンヒョンが7/6に26→27になります。
彼は来年Kに行かなくてはならないタイミング。
来年夏からの半年というのも考えられなくはないですが、
それを受け入れるクラブがあるかどうか。
夏に移籍できないリスクを考えると、来年頭からの1年契約というのが妥当でしょうか。


サッカー選手の兵役における優遇措置としては、もう一つ大きなものがあります。
それは、五輪でメダルを取るかアジア大会で優勝することで、兵役免除になるというもの。
これはサッカーだけではなく他のスポーツでもそうみたいで、
サッカー選手というよりスポーツ選手と言った方がいいでしょうか。

しかし、この五輪やアジア大会で好成績の場合に兵役免除という制度は、
不公平だと文句があり一度大きく変えるという議論があったようです。
http://fcball.doorblog.jp/archives/33094168.html
これは去年9月の記事ですが、簡単にいうとメダル1個で何ポイントかを定め、
一定ポイントためると兵役免除というもの。

しかし、この件は今回行われるアジア大会では採用されないことが確定したようです。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/kb-date/daily/20140320
ジンヒョンにとってもこの大会はサッカー人生をかけた最後の機会になることもあり、
本当に大事な大会になるでしょう。
ただ、W杯に彼を選ばなかったあの監督が留任になったらしく、召集されるか不安ですが・・・。


なお、キムソンジュンについては今年が25→26のタイミング。
彼のレンタル期間が来年夏までとなっているのは、
恐らくレンタル復帰して「Kリーグに所属する」という要件を満たすためではないかと言う意見もありますが、
来年夏に復帰したら26→27の年。来年頭と再来年頭の2回のチャンスがありますね。
それだけが理由じゃない気もします。




おまけ)
尚州尚武FCに関する情報をひとつ。

2012年、尚州尚武FCは2部に降格となりました。
理由は、軍隊のクラブということでプロクラブと認められなかったため、
最悪の場合KリーグのクラブがAFCの行事に参加できない可能性があったとのこと。
これに猛反発したのが尚州尚武FC。
シーズン途中だったため残り試合をボイコットするとまで言い、大騒動になったようです。
最終的にはクラブを軍から切り離したことにより、2部で参加。
2013シーズン、2部で優勝して入れ替え戦に勝利し、2014年度からは1部に昇格。
代表クラスがゴロゴロいるので、市場価値的にはKでもトップクラスとなっています。
http://www.transfermarkt.co.uk/sangju-sangmu-phoenix/startseite/verein/6505/saison_id/2014

GKでいうと現在4人が所属。
2人は今年末で契約終了、あと2人が来年末で契約終了(=兵役終了?)となり、
枠的には入る余地はありそうです。

2014/12/26追記)
なお、アジアカップは兵役免除になるというソースを見たことがありません。
過去どうだったかなぁと調べてみても、
1960年から長いことタイトルから遠ざかっているみたいなんでなんとも。
もし本当にアジアカップでも免除になるなら、
上の記事とかでも五輪・アジア大会と併記するはずなんで、
「対象外でしょう」としか言えません。
アジア大会と混同している人が多いので、一応追記しておきます。
(ただ、2002年W杯で特例として認められたこともあったように、
 あちらは何が起きるかわかんないしなぁ・・・w)



以上、ざっと調べてみた内容をまとめてみました。
間違ってる可能性もありますので、何かあれば随時修正していきますのでご容赦を。
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ブ口グ管理人
Posted byブ口グ管理人

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