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セレッソは育成型クラブと宣言しています。
育成型クラブとは何か。
単純にいうと下部組織で選手を育成してトップチームに入れることでしょうか。
ただ、目的や理由はクラブによって大分違うと思います。

①(クラブに有望新人を獲る競争力がないので)育成から上げざるをえない
②育てて他のクラブに売るという移籍金ビジネスで運転資金を作りたい
③クラブのやり方を下部組織から植えつける。そのための育成を行う。

世間的に言われる育成型クラブとは②だと思います。
日本人的な思考として、選手を売るというのは人身売買だということで、
ネガティブな使われ方をすることがありますが、
選手はクラブの資産でもあり、選手の売買は海外では当たり前のことと捉えられています。
このあたりは考え方の違いでしょうね。

①については、高校選手権で活躍したスターをバンバン獲れるようなクラブならいいんですけど、
多くのクラブは競争に競り負けます。
それは金銭面であり、人脈であり、クラブの魅力でもあります。
こういった部分はビッグクラブがどうしても有利になってしまい、
小さなクラブはなかなかビッグクラブに勝てません。
瞬間的にいい選手が獲れることがあっても、
それが続いていくことはなかなか難しい。
そういったクラブが育成路線に走る場合があります。
セレッソなんかまさにこれ。

③は、ある程度の規模のクラブがクラブのやり方を確立した上で、
そのやり方にあった選手を育てていくという手法。
バルセロナやドルトムントなんか、こういった路線。
バルセロナはビッグネームをバンバン獲ってきますが、
ベースとなる部分は下部組織で育成していますよね。
育成型クラブの最終形がこれ。セレッソが目指すべきはこの部分。


さて、最近海外移籍の話が盛んになっています。
セレッソは育成型クラブと宣言していますが、育った選手が次々移籍していくので
サポーターも色々思うところがあります。

現状のセレッソの考え方は、「世界に通用する選手を作る」というもの。
それは、今の日本の現状にも大きく関係してきます。
・長引く不況で給料は海外の方が上
・サッカーの質自体も日本より上のところがある
・選手は海外でのプレーに憧れる
・ボスマン裁定後、外国人枠にあたる国籍が減って、日本人にさけるようになった。
こういった状況であり、育った選手が海外に移籍することはなかなか止められません。
ならばそれを逆手に取り、海外移籍のサポートを充実させることで
才能ある選手を獲って育てようというのが育成型クラブと宣言した意図。


この方針をとっている限り、選手の海外移籍は止まりません。
そうなるとタイトルを獲るというのはなかなかうまくいかない部分もあります。
では、戦力はどうやって整えるか。

その一つのやり方が連帯貢献金。
育成した選手が海外移籍した後、次の移籍時に移籍金の何%かを請求できる権利。
選手をたくさん海外に出すと、これが結構おいしい。

もう一つのやり方がビッグネームを獲ることで、新規顧客を増やす。
これにより、事実今年のスポンサーはかなり増えていますし、
グッズ販売もかなり好調です。

こうして貯めたお金で次の補強や設備への投資に繋げる。
設備や動員・資金面などで体力をつけていくのが今の段階。
上の①と②が並行しているというイメージでしょうか。



セレッソは新監督としてドイツU17代表監督をしていたペッツァイオリ氏を迎えました。
ちなみに国籍がイタリアですが、キャリアのほとんどがドイツ。
ラングニック氏やA代表のレーブ監督の下でコーチもしていて、なかなか面白い経歴です。
クラブ監督の実績があまりないということで叩かれていることも多いですが、
U17とはいえドイツ代表監督で欧州制覇という結果も出しています。

色々話を聞いていると、練習メニューはルーカセン氏という人が組んだらしいです。
この人はドイツサッカー協会に籍を置き、A代表のアドバイザーでもあるようです。
シーズン途中で就任したクラブにおいて、どのようにやり方を浸透させていくか、
コンディションを上げていくかを組み込んだメニューとのこと。
報道の経緯からいうと、直接・間接はともかく、
ドイツサッカー協会のバックアップがあるのでは?とも。

報道を見ていると、サッカーの形も見えてきます。
記者との話の中ではゲーゲンプレスなんて言葉も出てきた模様。
そういやゲーゲンプレスで有名なドルトムントに丸岡が入ったのも、
その辺りに関連するのでは?という邪推もできちゃいます。
先日舞洲の練習試合を見てきましたが、色々興味深かったです。
W杯のドイツのサッカーを見て、色々想像しています。

さて、このペッツァイオリ氏の監督就任。
育成の選手と一緒に練習したりコーチと話をしたりと、
トップチームとの融合が進みつつあるようです。
最近岡野社長が色んなところで言っているあの発言やあの発言を考えると、
多分次のステージに向かってるんだろうなとも思います。
(あえて詳細は言葉にはしませんが、多くの人が感じ始めているんじゃないでしょうかw)


最後に曜一朗について。
ペッツァイオリ体制でどう組み込まれていくか楽しみだっただけに、正直残念です。
ただ、プロのサッカー選手がより高いレベルを望んで決意したことなら、
サポにとってはどうすることもできないかなと。
クラブ的にも育成型クラブを宣言していることと、
クラブの体力をつけるという段階であるということを考えると、
設定した移籍金をクリアするオファーを出してきたことで、
移籍は容認せざるを得ない。


一つだけ言えるのは、何も曜一朗とはこれで最後というわけではないということ。
多分どうにかして戻ってくるでしょうw
そのためにも、彼が戻ってこれるようにクラブの体力をつける。
どうせなら彼がいなくなってからタイトルを獲って彼に見せ付ける。
それぐらいの気概を持った方が、色々良いんじゃないでしょうかw
前を向いていきましょう。
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ブ口グ管理人
Posted byブ口グ管理人

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