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以前少し触れましたが、
実際に彼の挨拶に際して思ったことを書いてみようと思います。


現在の日本サッカー界の状況は、
才能ある若手が海外に移籍して力を磨くという風潮にあります
成功するかはわからないけど、行けるときに行っておけ。
そういう言葉が新聞に載ることも多いです。

長引いた不況・デフレにより、日本のサッカー界は資金不足にあえいでいます。
例えば曜一朗の場合、推定7000万円だったのが、海外に行くと1つ桁が上がった
という報道がされていました。

現在セレッソの予算は30億円ちょっとだと思います。
リーグトップクラスは40億とか50億とかの予算を持っていて、
マネーゲームでは到底かないません。
国内に対してもこれで、海外クラブとの比較でいうともっと差があります。

http://www.spainsn.com/la-liga-de-presupuestos
これは2011-12シーズンのリーガエスパニョーラの予算一覧。単位は100万ユーロだそうです。
当時のユーロ相場は2012年頭で1ユーロ=100円ぐらい。
現在のセレッソが32億円といいましたが、多分当時はもっと下。
マジョルカとかオサスナあたりか、その下の赤い背景の辺りでしょうか。
こうしてみると、その差が結構あることがわかるでしょうか。
日本トップレベルの50億円と比較しても、エスパニョールより上なものの、
ビルバオよりも下になります。

そういった金銭面でのメリットがある上、
サッカーの質・敵味方のフィジカルの強さ・多様性。
海外には日本にはない魅力がたくさんあります。
そりゃ、海外に行きたがるのもわかる。

サッカー選手は個人事業主。
クラブは選手に対して「うちでやってください」という立場であると考えると、
この状況では海外にいける選手に残って貰うことは非常に難しい。
これは避けようのない事実だと思います。
だって、あれだけセレッソに・8番にこだわっていた曜一朗ですら、
海外移籍を選択するんですから。
クラブ愛だけではもう縛る事のできない時代になったんです。


逆に選手が残って貰うためには何が必要かを考えてみます。

①金銭面で海外を上回る
②屈強な外国人が国内クラブに多数存在し、日常的に彼らとやれる
③国内リーグでも海外同様の経験が積める

これぐらいの条件が揃わないと、海外への流出は避けられないのではないでしょうか。
どれも一朝一夕にできるものではありません。
これはセレッソだけではなく日本サッカー界、そして日本経済にも関わってくる事だからです。

ここまで書いたことを認識した上で、クラブは育成型クラブを宣言し、
海外移籍を奨励することで、才能ある若手を取り込むという戦略に変わっています。
才能ある選手がどんどん出て行く現状が悔しいのはわかりますが、
そういう現状を、サポーターは認識しなければならないのではないでしょうか。
8番の価値といいますが、もうモリシのいた頃とは周囲の状況が違うんです。

そんなことを思った夜でした。
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ブ口グ管理人
Posted byブ口グ管理人

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