FC2ブログ

0 Comments
亀岡スタジアム 面積が基準超
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2015148371.html

今回は京都の亀岡市にできる新スタについて。
建蔽率(建ぺい率)が上限の12%を超える16.6%になりそうとのこと。
普通に考えて設計でなんとかする方向で進めるんでしょうけど、3割も減らすのは結構大変です。

建ぺい率とは敷地面積に対する建築面積(建坪)の割合のことで、亀岡の場合は23100㎡になりそうとか。
都市公園にスタジアムを建てる場合、この上限は通常の建ぺい率制限に10%上乗せされ、
通常は2%なので計12%が上限になります。
これは公園はオープンスペースという考え方があり、あまり建物を建てないようにするという方針になっているからのようです。
ただ、この基本の2%の部分は地域のニーズに合わせて自治体が条例で変えることができるらしく、
大阪市の場合はこれが4%になるように条例を変更する予定があるようで、計14%が上限になりそうです。
http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000282991.html
(京都市も同様の検討をしているようです)

条例については時間がかかるでしょうしからとりあえず置いといて、
この23100㎡の数字の妥当性についてちょっと調べるため、比較を新万博でやってみました。

新万博は敷地面積210m×160m。建蔽率を算出するために建物部分だけで考えるため、
手元にあったキンチョウスタジアムの芝生部分の数字(118×71m)を引っ張ってきます。
(広域避難所に設定すればピッチ部分は建蔽率の算出対象から外されるとか
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%A0
 http://www.d7.dion.ne.jp/~xmot/hama-st.htm
 http://www.yurindo.co.jp/static/yurin/back/398_3.html 参照)
これに芝生からスタンドまでの距離を最短の7.5mを基準にしてみます。
(210m×160m)-(118m+7.5m+7.5m)×(71m+7.5m+7.5m)=22162㎡
報道にある23100㎡よりも少なく、4万人規模のスタジアムより大きいっておかしいような。
他の設備込みなのかもしれませんが、なんか報道に出ている数字って計算間違ってない?とも思います。

http://blog.domesoccer.jp/archives/51964070.html
こちらにある設計図での建物の面積を算出してみると1.62万㎡(4隅の丸み部分無視)なので、
ここから結構大きくなっているような。
このサイズにすると一応上の記事の建ぺい率に収まる計算にはなります。
なお、他ではイメージ図が出ているでは4隅に席がない吹き抜け状態。
ここも建造物ではないので除外すると12600㎡という数字が出ます。
(但し185m×145mの大きさなんで、23100㎡という数字の根拠がアレですが。)

ちなみに23100㎡を165mで割ってみると140mという数字が出ます。
つまり165m×140mというスタジアムの敷地面積は、報道に出ている数値と一致します。
(参考:日立台が152m×130m)
ひょっとして、この記事はピッチ部分も含む計算になってるのではないでしょうか。
だったら上に書いた広域避難所に指定すればかなり削減できそうな。
165m×140mで上の新万博の式を使って計算すると12936㎡という数字になり、記事にある16680㎡は余裕でクリアできます。
なお、キンチョウスタジアムの場合はスタンド部分だけで1.2万㎡より少し少ないぐらい。
単純には比較できませんが、4隅がない分抑えられているように思えます。

建蔽率は他のスタジアムでも問題になっていて、野球の横浜スタジアムなんかは建物の面積を抑えるために
接地する部分を狭くして高くなるほど外に広がる形にしていたという話もあるようです。
建ぺい率は地図上の接地する部分の面積で計算するので、こんな裏技もあるようです。

あと考えられるのは公園用地を増やして公園の敷地面積を増やすやり方。
さすがにこれはお金がかかるのでやらないでしょうが、力技でできるやり方ではあります。

色々周囲の雑音が大きいようですが、この件のせいで建てられないと確定したわけではないので、
なんとか解決してほしいところです。
スポンサーサイト
ブ口グ管理人
Posted byブ口グ管理人

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply